
上場高配当【1698】の平成25年10月期決算で2013年の分配金額が出揃いました
高配当ETFとして2010年から登場していますのでこれまでの期間を振り返ってみるのと配当に着目する投資は何を重視すればよいのかを考えなおしてみます
価格 | 4期配当合計 | 配当利回り(%) | |
2010 | 10340 | 122 | 1.17 |
2011 | 8490 | 251 | 2.95 |
2012 | 9680 | 279 | 2.88 |
2013 | 12670 | 281 | 2.21 |
※価格は年末の終値を実際に購入できる最小単位10口で表示
※分配金は1・4・7・10月期の合計金額
※2010年は初年度で7・10月の2期しかありません
※2013年は今日現在の価格を表示
ETFの分配金には法令・約款などでルールがある
ETFの分配金には日本の多数をしめる不可解な分配金で【タコ配】の入り込む要素がありません
タコ配とは分配原資を超える金額を吐き出し純資産を食いつぶす行為です
ETFとして扱われるには税法の定めにより、信託の計算期間中に、信託財産に生じた配当、受取利息その他これらに類する収益の額から支払利子、信託報酬その他これらに類する費用の合計額を控除した額の全額について、分配が行なわれることとなっています。
ETFの分配金って何?|日興アセットマネジメント
信頼性の面で見るとETFではない投資信託で【高配当】や【好配当】といったファンドを選択するのはおすすめできません
長期で保有すれば元本割れリスクは少なくなっていく
2010年は年間で122円の分配金を受け取った
1年後の2011年は年間で251円受け取った
設定時からの投資家は今日現在まで合計で10口あたり933円受け取っています
長期で見れば投資した金額は回収済みに近づいていきます
投資家として気にするのは投下資本利益率であり平均取得価格でしょう
個別株より高配当ETF
高配当戦略といえば個別株投資という感覚はETFの普及・多様化により変わっています
上場高配当ETFは年間のコスト(信託報酬)が税抜きで税抜0.28%
100万円の投資で2,800円(税抜き)ほど日興アセットマネジメント社さんに支払っています
この100万円あたり2,800円は高いのか?安いのか?
あなたが自分の判断で個別100銘柄のポートフォリオを管理するのはどうでしょう
日々の終値をチェックするのも面倒くさいし100社もの分配金のお知らせを郵便で受け取るのも大変
そんなもろもろの面倒なことはベンチマークという超低コストなファンドマネージャーに一任です
そしてベンチマークと同じように連動するパッシブ運用するETFを選択するのです
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