
投資ではなく今回は保険の話です
住友生命保険の学資保険「ちびっこライフ」をめぐり保険料の払込総額(元本)より受取額が少なくなったとして元本割れ額の返還を求める訴訟を起こし大阪高裁で和解が成立したとのこと(Reuters)
問題の商品は「ちびっこライフ」。契約者の男性は1992年と95年に計2件、いずれも18年満期で契約。契約前に提示された書類には、受け取り想定額「約430万円」「約302万円」と記載されていたが、実際は計約42万円少なかった。
学資保険元本割れで和解成立|Reuters
保険に貯蓄機能はいらない
『子どもが生まれたら』『子どもが学校に通い始めたから』『進学のことを考えて』・・・自分も男の子2人を抱えているので気持ちは痛いほどわかりますが現在は学資保険に加入していません
まず「ちびっこライフ」のような貯蓄型保険は保険料が高くなります
調べてみると毎月の保険料は12,000円前後のようです(住友生命ちびっこライフの事実)
なぜ高額かというと貯蓄型保険とは「掛け捨て保険の保険料」+「預金」のようなものです
この預金も途中解約してしまうと大きなペナルティが課せられますのでメリットを感じません
メリットはもしかしたら『学資保険に入っているよ』って自分と周囲に対しての安心感!?
それならば学資保険という見栄は捨てて「掛け捨て保険」+「自身による資産運用」はいかがでしょうか
自分はこくみん共済のキッズタイプを選択
よくよく考えて見れば学資保険を検討したことがあったけれど子どもにはこくみん共済(全労済)のキッズタイプに加入していましたw
掛け捨てで貯蓄機能はありませんが900円×2人で毎月1,800円ですが毎年割り戻し金が忘れた頃に銀行口座に入金されていますので実質900円かかっていません
今回の大阪高裁の訴訟を調べてみました
(参考記事)学資保険なんていらない(中嶋 よしふみ) - Yahoo!ニュース
長女分については273万円の払い込みで受け取り想定額が約430万円でしたが259万円の受け取り
長男分については253万円の払い込みで途中解約をして受け取り想定額が約302万円でしたが225万円
元本では2人あわせて42万円の損失
受け取り想定額では2人あわせて248万円の損失
18年満期で契約したのに蓋を開けてみたら42万円も少なかったのでは定期預金に入れたほうがマシです
貯蓄機能を求めて学資保険なんぞ選択せずに個人向け国債や国内債券インデックスファンドに18年積立てしていたら・・・と思うとネタにしては笑えない現実があります
学資保険・貯蓄型保険のメリットってなんだ?
お金を貯めたければ自分で資産運用をしましょう!Do It Yourself(自身で作ろう)
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