
昨日からSMT グローバル債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり)とSMT 米ドル建新興国債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり)がSBI証券と立花証券で販売されました
SMTインデックスシリーズですのでネット証券他社も来年には追随してくると思われます
特にグローバル債券(為替ヘッジあり)は競合ファンド(Funds-i・年金積立)と比較しても最も低コストを実現しているのでヘッジ外債を検討している人にとって第一候補になってもよいファンドといえます
ヘッジ外債を検討する前の注意点
為替ヘッジとは為替リスクを取り除くことですが魔法の錬金術ではありません
為替ヘッジコストがあり内外の短期金利差がコストにもプレミアムにも化けます
そもそも外国債券の期待リターンは理論的には国内債券と同等です
注意点を理解した上でのヘッジ外債の魅力
自分は『ほぼ外債不要論、ただしヘッジ外債ならあり派』というマニアックな位置にいます
外国債券を嫌っていた理由はリスクが大きい割にリターンが小さい(国内債券と同等)
ならば外国債券に向けていた比率を国内債券にすれば全体のポートフォリオのリスクが低下できます
この選択の場合は債券アセットが日本1ヵ国だけにリスク集中してしまいます
構成国 | 構成銘柄数 | 時価総額(兆円) | |
国内債券 | 1 | 8672 | 796 |
グローバル債券 | 22 | 682 | 1480 |
新興国債券 | 19 | 145 | 30 |
時価総額で見てもグローバル債券(先進国債券)は非常に大きいマーケット(上記の比較グラフ参照)で日本に在住して円ベースで生活して日本で永眠するであろう自分にとってコアとなる債券アセットとは国内債券ではなくグローバル債券のほうが向いているとも思うところなのです
ちなみに『今度は国内債券不要論・・・!』ではありませんので誤解のないように・・・要は何をどの程度取り込むのか比率の問題ってことです
時価総額の比率で見ればザックリと国内債券1:グローバル債券2でも良さそうです
新興国債券マーケットはまだまだ小さいのでつまみ食い程度に♪
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