
今回は第三部 座談会「新時代のインデックスvsアクティブ最終決戦」についての感想です
(参考記事)※引用元
インデックス投資ナイト2014 第3部「新時代のインデックスvsアクティブ最終決戦」レポート|"いい投資"探検日誌 from 新所沢
カン:会場の方に質問です。一番最初に買ったファンドはインデックス、アクティブどちらでしたか?アクティブは・・・結構多いですね。169人。それではインデックスの人・・・209人。拮抗してますね。(※数字はカンさんの目測です)
藤野さんに質問ですが、実際のマーケットでのインデックスとアクティブの比率はどうなんでしょう?
藤野:あまり気にしたことがないのでわかりません。平山さんがわかるのでは?
平山:売れ行きなど見ると8:2でアクティブが多いと思います。年金運用になるとインデックスの方が多くなりますが。
自分の視界から見えた光景も会場内は半々と拮抗していました
日本におけるインデックスファンドの歴史がまだまだ浅く存在していても完全に埋もれていたのかな
SMTインデックスシリーズの歴史 > 投資信託で国際分散投資をしているキャリア
これが当たり前の時代になった時は比率が変わっていてほしいですね
藤野:今の話※(やりそこなったインデックスファンド話)を聞いていて思い出したことがあります。レオスを起業した頃、某大手投信会社の専務とご飯を食べました。その席で一緒に来ていた若手社員を専務が「こいつはうちの金の卵だ。」と話していたのですが、その彼から翌日自分宛に「レオスに入社したい」と電話がかかってきました。
「君は専務に金の卵と言われているし、期待されているんだから今の会社に残った方が得だと思う。」と言ったけれども「とにかく一回話を聞いて下さい。」と言われて話を聞くことになりました。彼はいいアパレルの銘柄を発掘して3〜4倍になると思って提案したのですが先輩FMにその銘柄は却下されました。後で先輩に飲みに行こうと言われ、その席で「もっと大人になれ。」と言われたと。「いい銘柄を選んだってどうせ評価されないんだから。東レでも推奨していろ。」と言われたそうです。
後日、やっぱりその銘柄が上がったのでこういう会社をいれたいとまた提案し、また却下されました。やっぱり先輩に飲みにつれていかれて、「○○先輩を知っているか?優秀だったけどある一年だけ成績が悪かったから支店勤務になって今では営業になったんだ。横を見て同じようにしてればビリにはならないぞと。」
僕もそれが嫌だから起業したので「わかった、レオスに来なさい。」と話しました。
藤野さんの話で登場するレオスに参加した若い人の逸話は必見でした!実に深い闇がそこにあります
この部分が座談会の中で一番心に残った部分です
平山:アクティブがいい時と悪いときを繰り返すと思っています。今はアクティブがいいとき。だいたい20年単位で循環します。アメリカも80〜90年代はアクティブがダメでした。株価が右肩上がりで金利が下がっている時。チャールズ・エリスが『敗者のゲーム』を書いたのはこの時期の話。2000年代をアップデートした本を読むと違った議論がされている。
この話もそうですが日本はまだ非効率が残っているので
あと10年は勝てるとの話もありました
すべてのアクティブの集合体がインデックスなのでアクティブのいい時っていうのは存在するのか疑問
株価上昇時(好景気)にアクティブがいいのかも疑問です
株価下落時(不景気)にアクティブがいいのかも疑問です
なんでも上がる時はキャッシュポジションのないインデックスが有利でしょうし
なんでも下がる時にはファンド解約のキャッシュに対応するために必要以上の売却指示が予想できます
今井:アメリカの市場のパフォーマンスを見るときに注意する点があります。課税制度が日本とは違い、アメリカではファンドのキャピタルゲインにも課税されます。そのため、あまり売却しないパッシブ運用ではキャピタルゲインの課税機会が少ないというテクニカルな要因もあるのです。これはご留意いただきたい。
山崎:今日来た人は賢くなったね。
日本の運用会社は国内株式ファンド運用で有利(日本ではファンド内のキャピタルゲインには課税されません)なのに何故やりそこなったインデックスファンドばかり占めているのか・・・全部クビにしろよ!ってところです
インデックス投資家にとってアクティブファンドの充実は市場を効率的にする効果も期待できますし『ツンデレ』の関係となっています
いままでもそうですしこれからもそう
やりそこなったインデックスファンドの排除はひふみ投信にとってラクショーだったベンチマークの勝利を困難にすることにもなりますが日本の投資信託が大人になるためには必要です
がんばれひふみ投信!
そして壇上の皆様お疲れ様でした♪
最初から最後までとても楽しく興味深い話は尽きなかったです
『中腰でツイッター中継を邪魔しないようにビールを運ぶイケメン』
『物凄いスピードでマイクを運ぶ猫』が駆け抜けた時に周囲はとても歓喜に満ちた表情(・∀・)ニヤニヤしていたのが印象的でした
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