
日本経済新聞によると投資運用会社「プラザアセットマネジメント」が運用していた2つのファンドの資産価値がゼロになった結果、少なくとも14の厚生年金基金で計106億円の損失が生じているとのこと(リンク)
記事内容をチェックしてみるとどうやら米国の生命保険を投資対象とする「ライフセトルメント」と呼ばれる金融取引を利用する2つのファンド
『なんか怪しい勧誘だな』『これってホントに儲かるのか』など疑問はいくつもありますがどんな勧誘があったにしろよくわからないものへの投資の場合はポートフォリオの5%以下の範囲内でやるべきです
今回の2つのファンドは資産価値がゼロとなってしまいましたが株価指数などのインデックスでは資産価値がゼロになることは(ほぼ)考えられません
上場している企業すべての銘柄が倒産などという事態があれば・・・ないですね
株式や債券のインデックスでは短期間で2倍や10倍になることはありませんが資産価値がゼロになることもありません
基金の管理者はインデックス投資を基本としたパッシブ運用を主体にしたほうがよいでしょう
(参考記事)
結局最後に笑うのは伝統的資産だろう
仮に損失が膨らんだので結果、一発逆転を狙うような基金の状況でしたら資産配分の確認です
攻撃的すぎる資産配分だったらそもそもが間違いで見直すべきでしょう
バランスよく問題のない資産配分でしたら現在は忍耐の時期なだけです
スポンサーリンク
関連コンテンツ
カテゴリ
タグ