
自分年金インデックスファンド…このブログを拝見してくれている方々は、各自で思い思いのアセットアロケーションを組んで、皆がやっていることでしょう。
今回の提案は、これ1本で完結するバランスファンドの紹介です。
自分年金インデックスファンドの資産配分

※年金積立金管理運用独立行政法人より引用(リンク)
このアセットアロケーションを見て、すぐに反応した方は投信マニア!
そうです、年金です。私達が納めている年金はこの基本ポートフォリオで投資されています。
この基本ポートフォリオは、過去にマイナーチェンジを行ったことがあります(リンク)
そして今後も、コモディティやヘッジファンド、国内株式比率の中でJPX400指数の検討などと、マイナーチェンジは行われていくものと考えられます。
第1期中期計画における基本ポートフォリオ
国内債券 | 国内株式 | 外国債券 | 外国株式 | 短期資産 | ||
基本ポートフォリオ | 資産構成割合 | 0.67 | 0.11 | 0.08 | 0.09 | 0.05 |
乖離許容幅 | ±8% | ±6% | ±5% | ±5% | - |
変更後の基本ポートフォリオ(変更日:平成25年6月7日)
国内債券 | 国内株式 | 外国債券 | 外国株式 | 短期資産 | ||
基本ポートフォリオ | 資産構成割合 | 0.6 | 0.12 | 0.11 | 0.12 | 0.05 |
乖離許容幅 | ±8% | ±6% | ±5% | ±5% | - |
自分年金インデックスファンドは、この基本ポートフォリオに準じていく投資信託です。
ある意味で究極のシンプルと言えますし、ある意味でもっとも最先端の投資にフリーライド。
SMT、eMAXIS、eシリーズ、Funds-iなど、日本を代表する低コストインデックスファンドのブランドで提供してみるのはいかがでしょうか?
年金(GPIF)の問題点は資産配分ではない
そうは言っても、年金不安のまっただ中で何故『自分年金インデックスファンド』という年金にそっくりなバランスファンドを提案してみるのか?
それは年金(GPIF)の問題点は、資産配分ではなくキャッシュアウトだから。
キャッシュアウトとは資金の取り崩しのことで、年金を支払う金額より年金を受取る金額のほうが大きいことを言います。
積み立てている世代より取り崩す世代のほうが多いとも言えます。
この解決方法こそ、確定拠出年金やNISAなどを活用した『自分で資産運用すること』です。
すべて自分のためだけの資産
すべての収益は自分のもの
自分年金インデックスファンドにはキャッシュアウトの発想がありません
すべて自分の意志で積み立てられますし、途中で必要額だけ換金も可能です(DC専用以外)
ちなみにGPIFの基本ポートフォリオと真似をするのは資産配分だけで、配分の中で投資されている様々なアクティブファンドを真似しないでくださいww
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