
公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、国内株式の保有上限を撤廃するようです。
現在の国内株式比率は12%±6%でしたが、上限の18%を超えても買い増せるようになります。
『上限撤廃では節操無く買えるのか?』と思いきや、9月に新たな資産割合を決めるまでの暫定措置のようです。
公的年金、株式運用の上限撤廃 20%台に拡大へ|日本経済新聞
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- 9月以降は国内株式の割合を20%台に増やす。
- 国内債券については現在の60%から40%台に大幅に落とす方針だ。
これは9月に発表されるであろう資産配分のヒントがありました。
ズバリ!自分の予想はこんな感じ
※画像は「わたしのインデックス」資産配分ツールより作成して引用(リンク)

(とよぴ~予想)
- 国内株式を記事にあるように20%台に増やす。
- 国内株式と同比率の海外株式もまた割合を20%台に増やす。
- 国内債券を記事にあるように40%まで大幅に落とす。
2014年8月現在はこんな感じ

過去20年の実績データから見ると・・・
リターンが4.0%から4.6%にハイリターン化
リスクは4.7%から7.5%にハイリスク化
国内債券アセットを削ってリスク資産を増しているのですから、全体的にハイリスク・ハイリターンと変わったのがわかります。
もちろん今回の例は、自分の予想したポートフォリオですので正確ではありませんが、以前の記事『GPIF運用委員の気になったコメントを抜粋してみたら不安だけが残った』でもあるように、攻撃的になるのは間違いありません。
どのような資産配分に決定するのかはわかりませんが『売ったり買ったりをアクティブにする』などバカげた発言をしないのであれば株式比率を上げることは賛成です。
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