
画像元 NHK
上記の画像のように、GPIFはいままでの国内債券重視だった安全志向から脱却して、株式比率が50%という大幅な運用方針の変換となります。(ロイター)
日本の高齢化社会に逆行して攻撃的なポートフォリオとなりました。
株式比率が50%となることによって、損失の可能性もまた今までよりも大きくなります。
10兆円単位で運用益が出る年度もあれば、損失を抱える年度もあるってこと。
この年度ごとの運用成績を新聞・テレビなどのメディアがどう伝えるのかも注目です。
いままでの守備的な運用から攻撃的な運用になったことで、損失を抱えた場合の各メディアの伝え方は鬼の首を獲ったような伝え方をすることは目に見えています。
梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーの水瀬さんがこの件についてまとめています
公的年金の2013年度の運用は大幅プラス。でもマスコミ各社は……
人間は負の感情のほうが感心の高い生き物です。
逆に平凡な成績や利益がでた場合は、伝わることすらないのかもしれません。
自分は専門家でも未来の相場の預言者でもないので、GPIFの方針変更で変わる世界まではわかりませんが、「得した」「損した」…と伝えられてくるニュースについては正しく受け止めてメディアに流されないことは重要であることに間違いありません。
最悪なのは、大損失を大々的にニュースを発信した影響で、債券重視に戻る未来。
リターン・リバーサル効果(説明)も期待できる状況で、方針変更されたら、それこそ素人まるだしなのでご勘弁なので、伝える側の責任もまた大きくなります。
なんにせよ、ブレない運用であって欲しいものです。
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