東京市場 株安・円高・債券高、同時に

引用
11日の東京市場で、「株安・円高・債券高」が同時進行した。これまでは、「株高・円安・債券安」が進んできただけに、完全に時計の針が逆回転した格好だ。住宅ローンの焦げ付き問題で大幅安となった米国株式市場が“震源地”で、一時的な動きとの見方は多い。ただ、行き過ぎた円安への警戒感は強く、日本経済にとっては、心地よい状態にあった市場環境が崩れるリスクを改めて浮き彫りにしたともいえそうだ。

 これまで国内の金融市場では、景気の緩やかな拡大や世界的なインフレ懸念を背景に、長期金利が上昇(債券価格は下落)。一方で、本来なら金利上昇は株価下落や円高要因となるはずなのに、株高と円安も同時進行するという、「経済の教科書とは異なる心地よい環境にあった」(民間エコノミスト)。

 しかし、この日は逆に、長期金利が低下する一方で、株が売られ、円が買われるという、やはり教科書にはない展開となった。

 債券市場では、長期金利の指標となる新発10年物国債の流通利回りが、前日比0・080%低い1・880%まで急低下(債券価格は急上昇)し、1・9%台を割り込んだ。

 米国で高金利のサブプライムローンの焦げ付き問題が再燃しリスクの低い債券市場に資金が逃避。「日本でも、一時的にその流れが引き継がれた」(大手銀)ことが、急低下につながった。

 外国為替市場でも、米国株安を嫌気し、ドルが売られると同時に、売られ過ぎた円を買い戻す動きが強まり、前日比で一気に2円以上の円高ドル安が進み、1ドル=121円台を付けた。

 さらに株式市場では、米国経済の減速による輸出の減速と円高による業績悪化が連想され、自動車や電機などの輸出関連株が売られ、日経平均は200円以上急落した。

 債券、株式、為替市場の動きについて、三菱総合研究所の後藤康雄主席研究員は「米国の住宅市況に対して、日本市場でも強い不安感があることから、敏感に反応した」とみている。

 ただ、これを契機に本格的な円高・株安局面に転換するとの見方はほとんどない。
 第一生命経済研究所の嶌峰義清主席エコノミストは「米国経済は住宅以外はしっかりしている。日本の景気も底堅く、今回は日本市場が必要以上に米市場につられて動いただけで、短期的なものにとどまるのではないか」とし、一時的な動きとみている。

 株式市場についても大和証券SMBCエクイティ・マーケティング部の西村由美上席課長代理は「今回の下げは国内景気の見方の変更やここのところの上昇に対する過熱感などが主因で売られたわけではない。午後に下げ渋ったように押し目買いムードが強かった」と、強気の見方を崩してない。

 ただ、市場の過剰反応は、「不安心理の現れ」との声もあり、市場環境の変化が日本経済の足を引っ張る懸念は依然として残されている。

引用終わり


ものすごく短期的な話だと今(一昨日、昨日)ってなにをやっても買いから入る投資家にはダメな感じでしょうね?
日本株を持ってても下げ
外国株を持ってても下げ
外貨を持っていても下げですから

マシなのは外債なら金利のプラスと為替のマイナスが相殺されるケース
為替ヘッジされた外国株式・債券
それと国内債券なら地味に(笑)プラスですか・・・。
まぁ記事のもあるように「本格的な円高・株安局面に転換するとの見方はほとんどない。」中長期的には自分もそう感じてはいます。
今はあまり動かずほったらかしがいいように思えるし自分も実際、何も売買はしていません。

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