貸株市場入門の初版が1999年、この改訂版から2年が経過(2007年7月現在)しているが
貸株市場の一般貸借を利用した信用取引は普及してきたと言えるけれどまだまだ今後の課題も多く未完成と感じます。
そもそも貸株サービスについて最も敏感になる存在になるネット証券でさえ現時点でマネックス証券と松井証券だけなのは寂しい限りで
大手であるイートレード証券が貸株について前向きに進んでいるからこれからの動向が注目される分野でしょう。
戦後からある制度信用取引と違って一般信用取引は自由度が高いので各証券会社が貸株を導入することで新しい競争、新しい選択肢がうまれると思います。
ビッグバンがはじまって最初に起こった衝撃が手数料自由化による値下げ合戦ならば
次にくるセカンドインパクトはこの貸株金利が他社よりも魅力的かどうかになるのではないでしょうか?
信用取引を利用する借者には他社より低い金利負担が競争される時代になるかも知れません。
なぜか制度信用取引より一般信用取引の方が金利が高いのが常識にすら思われるが
なにも無期限信用取引だからでも何でもなくただ競争がないだけで
いつの日か一般信用取引の方が低コストの時代は来るはずです。

自分が利用しているマネックス証券の貸株サービスを分類するのならば
ワンタッチスルー・ブラインド取引を採用したブローカー取引(誰が自分の株を借りたのかを知る必要のない形態で仲介はマネックス証券に任せる)
そして株券の銘柄を特定するスペシャル取引と呼ばれるものです(逆に銘柄を特定しないで一定の基準を満たしたものをまとめ買いすることをジェネラル取引)
決算日を越して貸し出すのか返還するかのコーラブル取引かノンコール取引は貸株者が自分で選択できて
取引決済日を設けないオープンエンド取引(逆に取引決済日前に返済出来ないのはターム取引)・・・となるのですかね?貸株と言っても簡単には説明出来ないほど複雑です。


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