
日本経済新聞によると、日経平均株価が15年ぶりに1万9000円の大台を回復したようです。
米国のヤフーファイナンスでは、10年以上の長期チャートが見れるので、2000年からの日経平均株価(Nikkei 225)と、ドル円(USD / JPY)を確認してみました。

N225 Interactive Stock Chart | Yahoo! Inc. Stock - Yahoo! Finance
USD JPY チャート15年

USDJPY=X Interactive Stock Chart | Yahoo! Inc. Stock - Yahoo! Finance
15年前は下り坂途中 現在は?
自分にとって15年前は、auの前身であるIDOというケータイを使用していたような時代で、インターネットを利用していません。
もちろん、ネット証券に口座を開設していないので当時の日経平均株価の頃から資産運用をしていたわけではありません。
※欲にかられて、チョットだけ大和証券のミニ株なら経験あります^^;
15年前はバブル崩壊後の混迷期で、現在は上昇時期での日経平均1万9500円台乗せ。
1万9500円台と同じ価格でも、感覚的には1987年頃の日経平均株価と重ねるベテラン投資家がいるような気もします。
何にせよ、自分にとって今の日経平均株価や、これから先の2万円への大台は未知数の世界です。
日経平均株価(国内株式)はポートフォリオ全体で見れば小さな比率
年内にあるのか、月内にあるのか、今後の動向次第で誰にもわからない話なのですが、これから先に日経平均株価がさらなる上昇をしたとして、自分にとって大きな感心事なのかというと『ほとんど変化がない』です。
日経平均株価は、テレビ・ラジオやネットのニュースでも日々登場するので、「日本の株式市場を感覚的に理解する」には一番使い勝手がいいです。
数値だけ耳にするには、(個人的には)TOPIXより日経平均のほうが状況がわかりやすい。
だからと言って、自身の資産運用の中で、日経平均株価(TOPIX含めた国内株式)がどれだけ影響あるのかというと2割もありません。
もっとも影響があるのは、先進国全体で大きな比率となっている米国です。
国際分散投資を重要としている現在の資産運用では、日経平均株価の動向よりも世界全体でみた景気動向のほうが大事です。
地球儀や世界地図を眺めれば日本という島国は、世界の中心ではありません。
いつまでも上昇が続くことはない
さて、日経平均株価の上昇について『ほとんど変化がない』と心境を書きましたが、いつまでも株価の上昇が続くものとは思っていません。
暴落があるのかもしれない
押し目があるのかもしれない
さらなる上昇があるのかもしれない
短期的には、どんな可能性もありますが、強気な投資家が多ければ多いほど、その後の落とし穴が待っているようなリスクもまた残ります。
上昇の後の下落の可能性とは、さらなる上昇があったとしても、先延ばしされていくだけで消えるわけではない…そんな感覚をもって相場とは距離を保っています。
ちょうど1ヶ月前にリーマン・ショックを知らない投資家に伝えたいことという記事を作成しましたが、現在の心境はなんら変わらないし、今後さらなる株価上昇があったとしても、用心深くなることはあっても強気に変わるようなことはないでしょう。
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