
※画像元 個人型確定拠出年金ナビ
個人型確定拠出年金ナビという便利なサイトがオープンしたとのことで体験してきました。
個人型確定拠出とは、加入者が月々の掛金を拠出(積立)・運用して、60歳以降に年金または一時金で受け取ることができます。
掛金は全額所得控除で、運用益(キャピタルゲイン)が非課税!
節税をしながら年金作りができるので、加入条件に該当する人にオススメしたい制度です。
企業ではなく加入者(あなた)が運用するので、自分が必要とする金融商品(主に投資信託)や用意されている金融機関を自分で探す必要があります。
その探す手伝いをしてくれるポータルサイトが個人型確定拠出年金ナビというわけですね。
さっそく使いまくってみました♪
良かった点
いままで個人型確定拠出年金のサービスについて、親切にレクチャーしてくれるサイトはなかったので、比較は難しいのですが、全国で取り扱う金融機関や投資商品を調べることができて便利。
運用商品リストの右側には、信託報酬(運用管理費用)が明記されているので、個別の投資信託のコストを知りたい場合は詳細をみる一手間がないので好感が持てます。
金融機関の維持コストについても、加入時(初回のみ)と、運用期間中かかる費用(毎月)を別個に調べることができるし、高い順・安い順に並べ替えることも可能なので、個人型確定拠出年金に興味があるひとは見ておいたほうがいいでしょう。
年収100万円単位でザックリしていますが、どれくらい税控除できるのかもわかります。
惜しい点
金融機関から、どんな投資信託を取り扱っているのかわかりますが、自分が欲している投資信託がわかっている場合にどこの金融機関にあるのかを(逆に)調べることはできません。
このサイト全体で低コストな投資信託を推しているのはわかります。
それならば各アセットでの低コストな投資信託ランキングがあると自分が必要としている金融機関を探しやすいのではないでしょうか。
せっかくのポータルサイトなので、新着DCファンド情報のページがあってもいい。
あとは、『お近くの金融機関を調べる』という選択肢でも金融機関の検索ができますが、関東の人が琉球銀行や岩手銀行をインターネットで資料請求して選択することも可能です。
住んでいる地域で利用可能な金融機関が限定されてしまう誤解がうまれる可能性もありますので、注意書きとして書き加えたほうがよさそうです。
個人型確定拠出年金制度は、今後の成長が期待できる分野で期待されています。
NPO法人 確定拠出年金教育協会がサイトを運営しているようなので、サイトの充実と個人型確定拠出年金の発展を陰ながら支援します(^^ゞ
それとサイトには個人型確定拠出年金について詳しく書かれた本も紹介しましょうよ。
(参考記事)
2013.12.14 個人型確定拠出年金が完璧に身に付く本
金融機関がぜったい教えたくない 年利15%でふやす資産運用術 | ||||
|
スポンサーリンク
関連コンテンツ
カテゴリ