
マネックスグループ株式会社、株式会社クレディセゾン、ザ・バンガード・グループ・インクが共同で投資一任運用会社「マネックス・セゾン・バンガード投資顧問」を設立いたしました。
マネックス、クレディセゾンおよびバンガードグループが共同で投資一任運用会社を設立、2016年春に事業開始予定(PDF)
資料を見るとオンラインによる投資助言業務や売りっぱなしではない資産運用サービスみたい。
主にオンラインで、『お客様それぞれの資産計画をともに策定し、その資産計画の管理・運用をお任せいただくとともに、継続して状況を見守り、必要に応じて資産計画を見直す』という、お客様一人ひとりに寄り添う資産運用サービスを提供します。
マネックス証券↔バンガード社
「 トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド」という当時は低コストな(ファンド自体の信託報酬年1.05%+バンガードインデックスファンドの保有コスト)4本の米国籍バンガードインデックスファンドに投資するファンド・オブ・ファンズ(米国株式65%、欧州株式30%、新興国株式5%)がありました。
※現在(2015年7月3日移行)は実質年1.324%(税抜き1.244%)程度に変更(引き下げ)
※現在のファンド名称は三井住友・バンガード海外株式ファンド
他にもバンガードが運用する米国籍の投資信託(ドル建て)で、国内登録済みの3本がマネックス証券を通じて購入可能することができます。
- バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンド (経費率0.17%)
- バンガード・スモール・キャップ・インデックス・ファンド (経費率0.23%)
- バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンド (経費率0.25%)
他にも、海外ETFとしてバンガードのETFに投資することも出来ますし、バンガード社にとってもっとも大きな販売窓口となっているネット証券はマネックス証券です。
マネックス証券↔クレディセゾン
マネックス証券の投資信託による積立方法はちょっと変わっていて、
※調べてみると現在は「ウェブかんたん銀行つみたて」なるサービスがあるようです。
面倒くさいのが苦手な自分は、たまたま郵便局で作っていた(現在は提携が終了してATMカードと分離)セゾンカードを持っていたので「カードde自動つみたて(セゾンカードの引落口座からの積立)」を主に利用していました。
なぜクレジットカードによる自動積立でもカードはセゾンカード限定だったのかは自分にはよく分かりませんが、マネックス証券とクレディセゾンもまた深い関係であります。
セゾン投信↔バンガード社
セゾン投信が運用するファンド・オブ・ファンズ「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」の純資産残高が1000億円を突破する投資信託に成長しています。
(参考)セゾン号1000億突破!歓喜する乗客!列車は進む!
自分も微力(現在は積立停止で保有)ながら投資している「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」は、バンガードの8本のインデックスファンドに投資することで世界30カ国以上の株式と10カ国以上の債券に分散投資されます。
マネックス・セゾン・バンガード投資顧問はどんなサービスを展開するのか
まだ具体的なサービス内容はわかりませんが、水瀬さんの記事「マネックス・セゾン・バンガード投資顧問」誕生。具体的サービスは?によると、個人が資産運用を金融機関(マネックス・セゾン・バンガード投資顧問)に一括して任せる「ラップ口座」のようです。
ラップ口座と聞くと高コストな印象ですが、少額から投資でき、コストも低いサービスを来春に始めるとのことで、記事通りならばどんなコスト体系を発表してくるのか興味があります。
バンガード社はマネックス証券の他にも、楽天証券でアストマックス投信投資顧問株式会社が運用する「LOSA長期保有型国際分散インデックスファンド」が登場します。
(参考)バンガードファンドに投資するLOSA長期保有型国際分散インデックスファンドが登場
個人的にはバンガード社が米国籍のバンガードインデックスファンドを直販してほしいと思っていましたし、過去には加藤隆さん(バンガード・インベストメンツ・ジャパン前社長)やセールス・マーケティング部の金野真弓さんにお願いしたことも数知れず。。。
最近では、インデックス投資ナイト2015のイベント終了後の会計時に金野さんを投信ブロガーのテーブルに拉致(笑)して直談判したことも!?
まだ数カ月前の話ですが、現在では国内のインデックスファンドもコスト革命が起こり、相当低コストなインデックスファンドが登場するまでになってきました。
米国のバンガードでは、最低資産が○億円以上とも噂される富裕層向けのサービスが大きな収益となっているらしいですし、日本では日本人に最適な戦略をバンガードは狙い撃ちしているのかもしれません。
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