
三菱UFJ国際投信が運用するeMAXISシリーズに、米国・欧州・豪州のREIT(不動産投資信託)に投資するインデックスファンドが2016年1月29日に登場します。
『eMAXIS 米国リートインデックス』『eMAXIS 欧州リートインデックス』『eMAXIS 豪州リートインデックス』募集・設定について|三菱UFJ国際投信 (PDF)
Kenzさんのブログで詳しく書かれていますのでそちらを参考
eMAXIS 米国リートインデックス、eMAXIS 欧州リートインデックス、eMAXIS 豪州インデックスがeMAXISインデックスシリーズに新規追加へ|インデックス投資日記@川崎
eMAXIS 米国リートインデックス | : | 信託報酬(0.60%) |
eMAXIS 欧州リートインデックス | : | 信託報酬(0.60%) |
eMAXIS 豪州リートインデックス | : | 信託報酬(0.60%) |
すべてeMAXIS 先進国リートインデックスに含まれています
今回登場した米国・欧州・豪州のREITは、もともと「eMAXIS 先進国リートインデックス」に含まれている国々です。
eMAXIS 先進国リートインデックス組み入れ上位10ヶ国

画像元 eMAXIS 先進国リートインデックス月報2015年12月より(PDF)
直近の月報(2015年12月)をチェックしてみると、「eMAXIS 米国リートインデックス」、「eMAXIS 欧州リートインデックス」、「eMAXIS 豪州インデックス」の3ファンドでeMAXIS 先進国リートインデックスの90%以上もあります。
米国が71.80%
欧州(イギリス、オランダ、フランス、ベルギー、スペイン)が13.12%
豪州が7.77%
均等配分投資をしたい人には、今回の「eMAXIS 米国リートインデックス」、「eMAXIS 欧州リートインデックス」、「eMAXIS 豪州インデックス」と日本の不動産投資信託であるJ-REIT「eMAXIS 国内リートインデックス」を4等分にしてみるのは面白いかもしれません。
多少の手間はありますが「eMAXIS 先進国リートインデックス」だと米国の比率が大きいため、均等配分投資ならリスクが多少低下するのではないかと考えています。
個人的には、バラで均等配分投資をするよりは「eMAXIS 先進国リートインデックス」を1本だけ保有しているほうが楽チンです。
シンガポールや香港など3ファンドのバラ買いでは取りこぼしてしまう国々が出てしまいます。
さらには、「eMAXIS 先進国リートインデックス」よりも保有コストが25%も安いのに新興国REITまで含む「<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド(信託報酬 0.45%)」というファイナルアンサーのREITインデックスファンドも存在します。
個人的には海外不動産投資については「<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド」を軸にして、それ以上に手を加えたい人には、今回のような国別のREITインデックスファンドを好みの配分で追加する程度でよろしいのではないでしょうか。
間違っても、言葉も通じない海外の個別不動産物件に投資するリスクをとる必要はありません。
毎日、価格(基準価額)が決まっていて流動性に不安がなく、イザという時に換金できないようなリスクを負うこともない安心感。
さらに日本語で毎月レポートを無料で読めて、低コストで物件のメンテナンスが皆無。
そして少額でも数多くの不動産に分散投資ができるREITってホントに便利な投資ツールです。
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