
29歳で2000万円貯めた独身女子がお金について語ってみた(ITTIN著)を読みました。
本を購入してから時間が経ってしまいましたが、理由はブログを書く時間を費やしすぎて本を読む時間が減少してしまったからです。まさに本末転倒。。。
参考 品切れ続出!「29歳で2000万円貯めた独身女子がお金について語ってみた」(ITTIN著)を買ってきた流れ
※記事内のイラストはすべて29歳で2000万円貯めた独身女子がお金について語ってみた(ITTIN著)より引用
勉強ができるという意味ではなく(勉強もできると思うけど)、自分という人間を客観的に見れる能力に長けていて、自分のできること・できないことの分析力が凄い!
自分が20代の頃はこんなに冷静に自分のことを見つめられたのか…ITTINさんのブログ「独身一人暮らし女だからこれからどうやって生き抜いていくか考えるブログ」ではいつも面白おかしく拝見させていただいておりますが、本書も面白いところも多々ありますが、全体的には予想以上に真面目に感じられました。
等身大の独身女子(おそらく)、等身大の社会人女子(おそらく)の書いた本です。
ファイナンシャルプランナーや経済評論家が書いた本ではないリアルな投資実践者が書いているだけでも価値があるというものです。

そのITTINさんが数ある投資の中を試してきて、現在でも残った手法がインデックスファンドを活用したコツコツ投資だったという結果に、本のタイトルに興味をもって手にした『これからのコツコツ投資家』にもっともっと知れ渡ってほしいところです。
ページの都合上なのか、最後の箇所の投資についての話は少なめですが、水瀬さんの「インデックス投資の具体的方法 8ステップ」に非常に親和性がありますので、本書(女子・中身はおっさん)と梅ラン(猫・中身はおっさん)と見比べながら理解を深めるのも良いでしょう。
参考 インデックス投資の具体的方法 8ステップ|梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)
もっとも、この本は投資本というより、独身女子がお金について語ってみた話ですので、投資に言及した部分というのはけっこう短め(最後のほう)でしかありません。

投資でリターンを獲得する手段より大事なことは【収入(給与)-支出】で残る余剰資金がどれだけプラスになるのかを最重要視していて、主に支出面を辛く感じない範囲でどれだけ削れるかが大事になっていきます。
本書を読んでいると、この支出面の部分がもっとも強調されていたように感じました。

ところで、この本は「29歳で2000万円」という具体的な数字や「独身」「女子」いった男子(おっさん)が好みそうなワードを前面に出してくるのもあり、客観的に見て数多くある資産運用本がある中でも売れる要素が満載に感じます。
どうせなら売れに売れて、投資の中で年金運用でも採用されるほどの基本・王道でありながらも世間的にはマイナーなインデックス投資によるコツコツ投資・分散投資が認知されていけばいいな…と感じました。
女子が投資→FXくらいしか思いつかない時代はそろそろ終了でいいです。

気ぐるみ着ていれば中身は誰でもばれないし、駅前やショッピングモールで手売りすれば話題になるのではないかと妄想してしまいました(;・∀・)
中身がばれないから日本中にITTINを複数配置することも…これは大発明!?
29歳で2000万円貯めた独身女子がお金について語ってみた | ||||
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