
長男に漢字テストがあったので、本で読んでいつかは試したいと考えていた一夜漬けや勉強で覚えるコツを伝えて効果があったるのか実験してみました。
もう春休みなので数週間前の話ですが、小学4年の長男坊が終業式を目前に控えても学期末にやっていた校内漢字テストが60点だったので再テストをすることになっていたようです。
再テストが翌日にあるのに勉強もしないで遊んでいたので漢字を覚えていませんww
自分が再テストがあるのを知った時には前夜だったので勉強するにも時間が限られています。
再々テストになろうが春休み前には終わればいいじゃん…と思っていたのですが、妻が勉強をしないで遊んでばかりいる長男にイライラしていたので(回り回って被害が来るのを回避するため)仕方がないので合格ラインの90点を狙えるところまでの極意を長男坊に教えてあげました。
しかし、最近読んだ本で面白いことが書いてあるのを発見したので、長男坊にそのコツを教えて効果があるのか実験台にして試してみました。
どうせダメでも再々テストをやればいい…と気楽に考えていたのもありましたが^^;
さて、その方法を伝えた内容とは…。
とよぴ~ 『もう夜だろ。明日は再テストだろ。日が暮れるまで友達と遊んできただろ。今日はもう風呂入って寝るだけだぞ。漢字再テストどうする?』
長男坊 『いまからやる!一緒に勉強みて!(泣)』
とよぴ~ 『じゃあ時間がないから今までの漢字を書き取りしていく勉強を止めよう。覚える極意を教えてやる!このままだと再々テストは間違いないから試すだけ試してみろ』
長男坊 『へっ!ノートに書かなくていいの!なに!なに!』
※もともと妻に勉強やれと泣かされていたから救いの言葉なのか!?
とよぴ~ 『まず漢字を覚えるときのムダをやめよう!その漢字を覚えるときのムダとは漢字を見て覚えようと考えることだ!』
長男坊 『考えるのがムダ???』
とよぴ~ 『もうね…時間がないから、赤鉛筆で答え合わせされてる60点の漢字テストプリントはいつも手元に置いておけ。そして数秒でも暇がある時にとにかく見る!見る時は考えない!ただ見るだけ!それだけ!』
長男坊 『ホント!?それだけでいいの?考えなくていいの?』
とよぴ~ 『結果がどうなるか知らんが東大でトップクラスの人が、勉強をするときの最大のムダは考えることだって本に書いてあったのを読んだことあるぞ。』
長男坊 『考えないで見るだけでいいのなら明日のギリギリまで試してみる!』
※さすが自分の息子だ…(;・∀・)
さてさて翌日。仕事から帰ってきたら長男坊が嬉しそうに話してきました!
結果は92点でなんとか漢字再テストを合格することができました!
話を聞いてみると、間違っていた漢字を中心にチラチラと時間があった時に眺めていたようです。
なにしろ考えるな!と覚えるコツを教えていたのでまったく考えていません。
※さすが俺の子ども(`;ω;´)
ただ考えないで見るのって案外難しいようです。
考えないと意識しても考えてしまうこともあったみたい。
それはそれで良かったのかもしれません。少なくとも漢字テストを不合格になっても再テスト前夜まで遊んでいた長男坊が積極的に漢字を見ていたのですから。
なんかこの勉強法は、速読やフォトリーディングに通ずるものがあるかも。
この『勉強をするときの最大のムダは考えること』だと本に書いてあった東大でトップクラスの人とは鳩山邦夫さんでした。
あの人はなぜ、東大卒に勝てるのかに興味深い勉強法がありました。
鳩山邦夫さんは「勉強をするときには最大のムダを省くべきだ」と語っている。勉強ができない人というのは、何か余計なことをしているというわけだ。
では、その「最大のムダ」とは何なのかというと、じつはそれが「考えること」なのだそうだ。
彼は受験生時代に、友人が数学の参考書を見ながら、問題が解けずに唸っているのを見て、自分のやり方が特殊なのだと気づいた。というのも彼は、それまで参考書を買った経験がなく、いつも問題を立ち読みしたらすぐに「答え」も見るようにしていたからだ。
問題がわからなくて考えている時間ほど無駄なものはない。だから、とにかく解答・解法をインプットするようにしていたというのである。第1章 思考のフィールドで勝つより引用
実は、この本の中では鳩山邦夫さんの勉強法は「考える」ことをやめ「学ぶ」ことに徹する従来の日本であり、これだけで駿台模試で全国1位を獲得する秀才で東大法学部在籍時もトップクラスの成績…つまり「いちばん頭がいい受験生」になれてしまうと否定的に伝えています。
でも自分がこれを読んだ感想は逆で、この勉強法が本当なら効率的で正しいのではないかと思っていました。
勉強は時間との勝負なところもあります。
人間の集中力にもゴールデンタイムやゾーンのように時間の限界があります。
覚えることが重要な科目は効率的に利用すればいいし、考えることが必要とされる部分には十分な時間をかけてやる。
最近の学習には自分の意見を伝えるような授業も多いのです。
これをキッカケにして5年生は変わる…いや変わらないだろうんぁ…(゚∀゚)
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