
世界一の投資家と言われるウォーレン・バフェットは、以前から個人投資家にはインデックスファンドを推奨しているのは有名な話です。
参考 世界一の投資家バフェットもインデックスファンドを推奨(2014.02.25)
今回のバークシャー・ハサウェイの年次株主総会でも同じようなことを説明していました。
参考 手数料に注意を-バフェット氏があらためて送る投資の助言 - Bloomberg
ウォール街のセールスは数年にわたりリターンの低さを覆い隠していると指摘。
コンサルタントは年金基金や他の投資家に手数料の高い運用担当者を紹介しているが、全体として見ると「腰を据えた」インデックスファンドへの投資に比べてリターンが低くなっていると付け加えた。
こうした手数料の高い運用は「猛烈な勢いで資本を食いつぶしていく」と説明している。手数料に注意を-バフェット氏があらためて送る投資の助言 - Bloombergより引用
アクティブファンドのすべてがダメということはありませんが、インデックスファンドと比較して高コストになりがちなアクティブファンドはハンデを背負い株式投資をしているようなもの。
短期的には市場(市場平均)に勝つことはありますが、中長期的に勝ち続けるのは競馬やパチンコで生活をしていくくらい難しいくリスキーです。
マゼランファンドを運用していたピーター・リンチ氏は「ファンドマネジャーの仕事時間の4分の1は上司と顧客への説明に使われる」(ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け)と言っていたけれど、アクティブファンドに支払う手数料が純粋に高いリターンを獲るために使われているとも限りません。
そして投資信託はこっそりと運用の中身を勝手に入れ替えるような騙しは通用しません。
運用の内容は顧客に詳しく開示しなければいけないと法律で決まっているし、資産自体は証券会社や運用会社じゃなくて信託銀行という別の場所にあるから、ごまかしはやりにくい
投資信託ってあやしくないですか!?|難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!より引用
ワインファンドやヘッジファンドのような内容を開示しないファンドはこれだけでもアウトなことがわかります。
本業を持ちながら片手間で投資をする個人投資家にとってはインデックスファンドをただ持ち続けるインデックス投資がベターな戦略なんだな…と再認識しました。
スポンサーリンク
関連コンテンツ
カテゴリ