
株式や債券などリスク資産に投資をするのは、学びと実践、失敗と成功の体験を必要としながらも必ず儲かるとは限らない不確実な世界です。
そういう意味でギャンブルにも感じられますが、インデックス投資のバイ・アンド・ホールドは配当や金利の再投資が効いて長期的にはプラスを期待できる投資手法のひとつと言えそうです。
そんなインデックス投資の実践は簡単なのか難しいのかどっちなのでしょう。
初期投資の資金ができていなくても毎月のコツコツ積立で投資していくことが可能であることも、他の投資手法と比較してインデックス投資の手軽さでしょう。
それでは簡単なのかというと…おそらく何の知識もないままに教えられるがままにインデックス投資を始めてみると挫折してしまうのではないでしょうか?
よく理解もしないままでインデックス投資に一括投資してしまう素人投資家は、銀行員が薦めるままに高コストな投資信託を親切に説明されて購入してしまうカモと本質的に似ています。
結果としてインデックス投資が正しい投資行動になっていたとしても、○○ショックなどの株価急落を体験してしまうと途中で失敗してしまうかもしれません。
インデックス投資が簡単なのか難しいのかという問いは『他の投資手法と比較すると再現性は高くて簡単。ただし最低限の学びはもちろんありますよ』ってところかな。
ちょっと重厚ですが、これ一冊あればインデックス投資の良さがわかるのでおすすめ。
何度読み返しても、読み返した頃の自身の投資経験によって新たな発見があります。
株式投資をするにもテクニカル分析やファンダメンタルズ分析では、何冊もの評価の高い本を読み漁っても実際に投資をしてみて本のようなパフォーマンスを期待できるかは疑問です。
読んだ人によっては成功もしますし、読んだ人によっては失敗するかも。
読んだ時期によっては成功もしますし、読んだ時期によっては失敗するかも。
インデックス投資ならば、投資比率の違いこそあれインデックスファンドに投資していれば、そのアセットクラスに対してはほぼ連動することが可能になります。
あとは上記で紹介した本の内容のようにインデックス投資の良さが理解できているかが大事になっていきます。
学んでから始めてみるのが理想ですが、始めながら学べるのもインデックス投資の良いところかもしれません。
学んでいても学ばなくてもインデックスファンドに投資している限りは成績が同じになります。
でも、インデックス投資を理解できているかどうかで、世界経済の動向や新たな投資手法によっては投資からの脱却や投資スタイルの変更もあることでしょうから成績は変わっていきます。
インデックス投資とはシンプルで簡単ですが人間の感情が複雑で難しいものにしているのかもしれません。
特にインデックス投資をすることに自己受容できるかどうか、「自分は投資がうまい」と思っている自信家ほどインデックス投資を困難にしていく気はします。
すこし控えめな性格のほうがインデックス投資に向いているのかもしれません。
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