
バランスファンドは運用会社が資産配分を決めるので万人受けするような中身となっています。
万人受け…多くの投資家に気に入られそうなバランスファンドではあるけれど、必ずしも理想通りの資産配分(アセットアロケーション)になっているというわけでもありません。
『これは欲しい!』『これは面白いかな』と思えるバランスファンドを考えてみました。
NightWalkerさん・kenzさんの企画に乗っかってみました♪
国内株式に4割・外国株式に6割
この資産配分は現在代表監督を務める山崎元さんが推奨するポートフォリオです。
代表監督とは?
参考 投信ブロガー日本代表2014を紹介(2014.06.08)
簡便法としてはそれなりに合理的なポートフォリオができる。プロといえども、常にこれをはっきり上回る運用を行うことは簡単ではないはずだ(理屈上は、同じ配分で、ETFよりも手数料が低い運用に委託する以外に明確な必勝法はあり得ない)。
『超簡単お金の運用術』でも紹介されていますので参考に。
MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)
kenzさんも同様のファンドがあればいいと推奨しています。
惜しいところで見ると『MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、円換算ベース)』と連動するeMAXIS 全世界株式インデックスや上場インデックスファンド世界株式(MSCI ACWI)除く日本はあります。
これらと国内株式のインデックスファンドやETFを組み合わせればいいだけの話なのですが、楽チンにいきたい『ほったらかし派』は国内株式とのブレンドすらも運用会社におまかせしたい。
…というかバンガードのVTがネット上でこれほど評価されているのに、国内の運用会社が日本も新興国も含めた全世界株式のインデックスファンドを開発していないのが不思議です。
国内外の高配当株式&国内外REITの4資産均等配分
これは成長株より配当が好きな人は共感を得るかも?
最近は純粋なインデックスファンドだけでなくスマートベータ(中長期的に市場平均を上回るフォーマンスを期待される賢い指数)といわれるファンドが「たわら」や「SMT」などのブランドで登場しています。
例えば「たわらノーロード」のDIAMアセットマネジメントなら
- たわらノーロードplus 国内株式高配当最小分散戦略
- たわらノーロードplus 先進国株式低ボラティリティ高配当戦略
- たわらノーロード 国内リート
- たわらノーロード 先進国リート
例えば「SMT」の三井住友トラスト・アセットマネジメントなら
- SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン
- SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン
- SMT J-REITインデックス・オープン
- SMT グローバルREITインデックス・オープン
もちろん株式やREITを長期保有することで受け取れる配当目的ではあるけれど、バランスファンドとして運用会社が個人投資家に代わって運用してくれるのですから分配金として吐き出すことなく均等配分するように再投資してくれることが大前提です。
これ出たら積み立てる有力候補かも
多くの人が好むであろう資産配分を運用会社が作ってくれるのでバランスファンドは楽チンではあるけれど、投信ブロガーが思い思いにアイデアを出すと面白いものが登場しそうです。
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