
画像元 世界経済インデックスファンド ポートフォリオの見直しについて(PDF)
低コストなバランスファンドとして定評のある三井住友トラスト・アセットマネジメントの世界経済インデックスファンドは、現在の市場動向等を鑑み年1回組入比率の見直しをするのですが、昨年末にポートフォリオの見直しについてのレポートがでました。
同じく三井住友トラスト・アセットマネジメントが運用するSMT インデックスバランス・オープンもポートフォリオの見直しについてのレポートがでています。
参考 世界経済インデックスファンド/世界経済インデックスファンド(債券シフト型)/世界経済インデックスファンド(株式シフト型) ポートフォリオの見直しについて(PDF)
参考 SMT インデックスバランス・オープン ポートフォリオの見直しについて(PDF)
前回見直しを発表したのが2013年2月でしたので、約4年ぶりの基本組入比率の変更です。
見直しにより「国内:先進国:新興国」の比率がそれぞれ「5:30:15」と変更されました。
古くからの世界経済インデックスファンド保有者にとっては前前回に戻されました。
記録として残していないので、過去記事などを頼りに基本組入比率の変更履歴を作成してみました。
組入比率(%) | 2009/01 | 2010/02 | 2013/02 | 2016/12 |
国内 | 5 | 5 | 5 | 5 |
先進国 | 32.5 | 30 | 27.5 | 30 |
新興国 | 12.5 | 15 | 17.5 | 15 |
GDP比率の変更に応じて世界経済インデックスファンドは順応します。
相場変動に乗り可変させていくTAA(戦略的アセットアロケーション)バランスファンドとは違いますが、世界経済の拡大・縮小などで国別シェアが変化して多少は変化していきます。
参考 資産配分可変型のバランス型投信が好調のようですがシンプルな資産配分固定型を推奨します
設定当時のアセットアロケーションの固定を求めるのか
世界経済の変化に応じて世界経済インデックスファンドもまた変わっていくのか
どちらの切り口をとるかでアクティブに感じるのかパッシブに感じるのか別れてしまいそうですが、世界経済インデックスファンドは後者のインデックスバランスファンドです。
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