
野村アセットマネジメントのFunds-iシリーズに「Funds-i フォーカス 米国株式配当貴族」と「Funds-i フォーカス 米国株式配当貴族・為替ヘッジ型」が登場します。
正確にはFunds-iフォーカスシリーズになるので、コア投資となりうる既存インデックスファンドシリーズではなく、よりサテライト投資よりな性格の位置付けってところでしょうか。
Funds-iサイトのお知らせでも2016年12月28日付けで掲載されていますが、詳細は書かれていませんので、アウターガイさんと同様にEDINETから調べてみました。
参考 野村インデックスファンド 愛称:Funds-i(ファンズアイ)|お知らせ|2016年|2017年1月10日、「Funds-iフォーカスシリーズ」として「米国株式配当貴族」「米国株式配当貴族・為替ヘッジ型」を新規に設定|野村アセットマネジメント
参考 Funds-iに米国株式配当貴族指数連動型インデックスファンド2本が追加|バリュートラスト
Funds-i フォーカス 米国株式配当貴族 | Funds-i フォーカス 米国株式配当貴族・為替ヘッジ型 | |
指数 | S&P500配当貴族指数(配当込み・円換算ベース) | S&P500配当貴族指数(配当込み・円ヘッジ) |
信託報酬 | 0.50%(委託0.25%、販売0.22%、受託0.03%) | 0.50%(委託0.25%、販売0.22%、受託0.03%) |
信託財産留保額 | 0.1% | 0.1% |
信託期間 | 無期限 | 無期限 |
決算 | 年1回(4月22日) | 年1回(4月22日) |
設定日 | 2017/01/10 | 2017/01/10 |
※信託報酬の委託・販売・受託はこちらを参照
EDINET情報によると、販売会社にSBI証券と楽天証券が確認できます。
S&P500配当貴族指数ということなので、以前に紹介した「SMT米国株配当貴族インデックス・オープン」(信託報酬0.55%)と競合することになりますが、「Funds-i フォーカス 米国株式配当貴族」(信託報酬0.50%)のほうが少しだけ低コストであることと、決算が年1回なので分配してしまうことも年2回決算のSMTより可能性が少ない傾向にあります。
コストではありませんが、信託財産留保額が「Funds-i フォーカス 米国株式配当貴族」には0.1%かかっているのも、信託財産留保額がない「SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン」との違いです。
S&P500配当貴族指数は、均等配分投資なので上位10銘柄を調べても構成比率がそれぞれ2.2%~2.1%(記事作成時調べ)という結果になっています。
米国の高配当株式が好みだけど、個別銘柄のメンテナンスは面倒くさいからファンドに任せたいという投資家にとって、「Funds-i フォーカス 米国株式配当貴族」や「Funds-i フォーカス 米国株式配当貴族・為替ヘッジ型」は、「SMT米国株配当貴族インデックス・オープン」と同様にちょうどいい選択肢になりそうです。
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