
モーニングスターの新設ファンド情報からSMT日米インデックスバランス・オープン(三井住友トラスト・アセットマネジメント)が確認されました。
以前にアウターガイさんがEDINET情報から見つけていたファンドです。
参考 SMTインデックスシリーズに「日米インデックスバランス」が追加|バリュートラスト
ファミリーファンド方式で運用。国内及び米国の株式、債券及び不動産投資信託証券(REIT)に分散投資することでリスクの低減に努める。各マザーファンドの基本組入比率は、日本株配当貴族20%、米国株配当貴族20%、国内債券20%、米国国債20%、J-REIT10%、米国REIT10%とし、必要と認める場合には、一定の乖離幅の範囲内で配分比率を調整する。為替ヘッジは、原則として行わない。5、11月決算。
ファンド名 | SMT 日米インデックスバランス・オープン |
運用会社 | 三井住友トラスト・アセットマネジメント |
信託報酬 | 0.50%(委託0.20%・販売0.25%・受託0.05%) |
信託財産留保額 | なし |
設定日 | 2017/2/27 |
販売会社 | 三井住友信託銀行、SBI証券(3月3日から) |
初回決算日 | 2017/5/10 |
※信託報酬の配分(委託・販売・受託)について
SMT 日米インデックスバランス・オープンのポートフォリオ

画像 バリュートラスト > ツール > 多目的円グラフメーカーより作成
いままでのバランスファンドでは時価総額加重平均の株式インデックスファンドを基本アセットクラスにして、国内株式と先進国株式とのブレンドが中心でした。
今回のSMT日米インデックスバランス・オープンでは、日本と米国という2国を半々にしていることと、「日本株配当貴族」と「米国株配当貴族」にしていることが特徴。
日米インデックスといっても、TOPIXや日経225とS&P500やダウ30指数ではありません。
高配当株式とREIT(不動産投資信託)で60%を占めるので、配当を重視している投資家には面白いバランスファンドになりそうです。
話題はSMT日米インデックスバランス・オープンの株式部分である配当貴族へ…。
SMTインデックスシリーズでは「SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン」と「SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン」が2016年8月30日から運用されていますが、初年度ということもあり現在のところベンチマークとの乖離が大きくなっています。
SMT日本株配当貴族インデックス・オープンのベンチマークとの期間別騰落率差
-0.06(1ヶ月)、-0.49%(3ヶ月)、-0.77%(設定来)
SMT米国株配当貴族インデックス・オープンのベンチマークとの期間別騰落率差
-0.11(1ヶ月)、-0.43%(3ヶ月)、-0.45%(設定来)
※両ファンドともに月次レポート(2017年01月31日)より抜粋
-0.06(1ヶ月)、-0.49%(3ヶ月)、-0.77%(設定来)
SMT米国株配当貴族インデックス・オープンのベンチマークとの期間別騰落率差
-0.11(1ヶ月)、-0.43%(3ヶ月)、-0.45%(設定来)
※両ファンドともに月次レポート(2017年01月31日)より抜粋
来月は運用開始から半年が経過するので、月次レポートから6ヶ月での騰落率も確認することができますが、ベンチマークとの乖離がスマートベータ特有の回転売買率から来るものなのか、初年度特有のものであるのか気になるところです。
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