
2000年(平成12年)5月30日から設定・運用されていたマイセレクション25・50・75の信託終了(繰上償還)のお知らせが届きました。
ひっそりと長いこと売られてきたので注目されませんでしたが、SBI証券と楽天証券が取扱いを開始してきたときには、(やはり)ひっそりと投信マニアの一部が注目していたファンドです。
参考 「マイセレクション25」、「マイセレクション50」、「マイセレクション75」信託終了(繰上償還)(予定)のお知らせ(PDF)|三井住友トラスト・アセットマネジメント
今回の繰上償還は一般販売されたマイセレクションの話で、iDeCo(個人型DC)で販売されているDCマイセレクション25・50・75のことではありません。
(繰上償還される3ファンド)
マイセレクション25(信託報酬0.53%・純資産総額1.57億円)
マイセレクション50(信託報酬0.61%・純資産総額2.43億円)
マイセレクション75(信託報酬0.69%・純資産総額1.60億円)
(おまけ)
DCマイセレクション25(信託報酬0.26%・純資産総額357.97億円)
DCマイセレクション50(信託報酬0.29%・純資産総額633.11億円)
DCマイセレクション75(信託報酬0.32%・純資産総額411.08億円)
※信託報酬は税抜き表示
コストで見ればそれほど悪くはない水準ですが、資産配分(アセットアロケーション)が外国株式より国内株式に比重が大きいこともあり万人受けする中身ではない…という印象でした。
マイセレクション25の推移

マイセレクション50の推移

マイセレクション75の推移

なんか…ある時期を境に純資産が急減しているのがわかります。
そして急減したあとは、ただただ存在していたことすら忘れられているよう。。。
じわじわと右肩下がりに先細りしていくファンドは、例え中身が好みだとしても繰上償還リスクがあるので、近づかないほうが良いという好例となってしまいました。
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