
カン・チュンドさんとNightWalkerさんが興味深い記事を書いています。
参考 人の寿命を超える投資信託、早く見てみたいです|カン・チュンドのインデックス投資のゴマはこう開け!
参考 人の寿命を超える投資信託|NightWalker's Investment Blog
なんでも米国の『ドッジ&コックス・バランスド・ファンド』という長寿バランスファンドがあり、設定が世界恐慌の真っ只中の1931年!
いまは2017年ですから86歳というご長寿ファンドが存在しているのですね。スゴい!
国内の投資信託で本格的に100年先まで見据えたファンドと感じられるものは、2007年のセゾン投信が運用する「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」の誕生であったり、2008年にSBI資産設計オープンの各アセットクラスのファンドをバラ売りしてほしいとの要望に応えた感じで誕生した当時の「STAMインデックスファンド」(現在はSMT)があります。
「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」は来週の3月15日で祝10年となるところですので、人の寿命を超える投資信託にはまだまだ先が長い。
それでも途中償還されずに運用を続けていけば、いつかは達成できることでしょう。
もちろん、その頃には自分はこの世にいないかもしれませんが(;・∀・)
参考 相続(自分が死んだあと)を考えるとインデックスファンドが簡単ではなかろうか
ファンドは名義変更することで子の世代、孫の世代へと伝承することができます。
アクティブファンドでは投資哲学や運用手法など、細かい点で多少の路線変更は長い運用の歴史で起こることもあるでしょう。
インデックスファンドはシンプルが故に10年先も 20年先も継続性については、アクティブファンドよりも存続していく可能性は高い。
※売れなすぎるインデックスファンドの償還はあります
参考 積立NISAの対象となる投資信託がこれからの時代でスタンダードとなる
日本における投資信託による長期投資は、まだ産声を上げたばかりで周りを見渡せばポンコツファンドもまだまだ多いのが現状です。
参考 祝10年!マネックス資産設計ファンドが設定されて10年経ちました
運用期間が短いことのメリットは、販売会社がファンド乗り換えの時に手にする「販売手数料」の獲得でしかありません。
運用会社にとっては運用期間が短いことはデメリットでしかなく、アイデアを絞ってコストをかけて新たなファンドを新規設定するよりも、数少ないファンドでも長いこと投資家が保有していることで保有コストである「信託報酬」を手にすることのみです。
運用会社にとってのメリット運用期間が長いことに尽きます。
投資家のニーズに応えたファンドを運用会社は設定してほしいのであって、運用会社は販売会社の犬になることではありません。
運用期間が長いことがファンドの価値になっていることを運用会社は気付いてほしいし、このブログでも長寿ファンドについては自分で気付いた範囲だけでもブログで祝●年と取り上げていきたいと思っています。
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