たわらノーロード

EDINETによると、2017年3月21日から、たわらノーロードシリーズに「TOPIX」「NYダウ」「先進国リート<為替ヘッジあり>」の3ファンドが信託契約締結、ファンドの設定、ファンドの運用開始(予定)と書かれています。

アウターガイさんのブログで知りました。

たわらノーロードにTOPIX・NYダウ・先進国REIT連動型の計3本が追加
EDINETの有価証券届出書によると、AMOneが2017年3月21日付で、たわらノーロードシリーズに新規ファンド3本を追加します。

3本は、国内株式(TOPIX)、先進国株式(NYダウ)、先進国REIT・為替ヘッジあり連動型となっています。
たわらノーロードTOPIX
ベンチマークTOPIX(配当込み)
信託報酬0.180%(委託0.08% 販売0.08% 受託0.02%)
申込手数料なし
換金(解約)手数料なし
決算日2017/10/12
※信託報酬は税抜き表示
※信託報酬の配分(委託・販売・受託)について

たわらノーロードシリーズの国内株式は今まで日経225でした。
今回はもうひとつのメジャーな株式指標であるTOPIXを採用したことで、日経225では銘柄数や指数の連続性(過去に大幅入替えをした経緯あり)に不満を持っていた投資家にとって有望な選択肢となります。

たわらノーロードNYダウ
ベンチマークダウ・ジョーンズ工業平均株価(円ベース、為替ヘッジなし)
信託報酬0.225%(委託0.100% 販売0.100% 受託0.025%)
申込手数料なし
換金(解約)手数料なし
決算日2017/10/12
※信託報酬は税抜き表示
※信託報酬の配分(委託・販売・受託)について

投資信託による米国株式投資家にとって選択肢のひとつになりそうです。
S&P500インデックスファンドのほうがダウ30種より分散投資できるのですが、ニュース番組でも米国株式を紹介するときにはダウの場合が多いので、基準価額を調べなくても上昇しているのか下落しているのかを知ることのできる、世界でもっともメジャーな株価指数と言えます。
個人的には単一国の米国のみより、もっと広域に分散投資するほうがいいかな。

たわらノーロード先進国リート<為替ヘッジあり>
ベンチマークS&P先進国REITインデックス(除く日本、円ベース、配当込み、為替ヘッジあり)
信託報酬0.350%(委託0.155% 販売0.155% 受託0.040%)
申込手数料なし
換金(解約)手数料なし
決算日2017/10/12
※信託報酬は税抜き表示
※信託報酬の配分(委託・販売・受託)について

たわらノーロードには先進国リート(不動産投資信託)は存在していましたが、為替ヘッジされたリートも新たに登場することになりました。
為替ヘッジされているので、ヘッジなしの「たわらノーロード先進国リート」よりもボラティリティは低く抑えられていることになりますが、ヘッジコスト(国内外の短期金利差など)もあるのでヘッジあり・なしは好みが別れるところです。



今回の「TOPIX」「NYダウ」「先進国リート<為替ヘッジあり>」の登場によって、たわらノーロードシリーズは基本的なアセットクラスを網羅したと言っても過言ではありません。

先進国株式と先進国リートに為替ヘッジ商品がありますので、「野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型」のようなアイデアも超低コストで自作することも可能です。

 参考  たわら宣伝部長と小一時間話せたので書けるところをメモしておく

FOY2016懇親会二次会で、たわら宣伝部長に「たわらノーロード」によるバランスファンドやVTのようなインデックスファンドを作って欲しいと直談判したのですが、今回の追加ファンドにより可能性が膨らんだようにも思えます。

スポンサーリンク

関連コンテンツ