G大阪は浦和とは別路線で常勝クラブの道を突き進む。06年度のJ各クラブの経営状況開示を受け、佐野泉社長(63)は19日「浦和のように、やみくもに大きくはしない。今でも主力の顔ぶれを比べてもそん色ないから」と明言。巨大な経営規模を誇る浦和とは別路線で「2強時代」を維持していく方針を示した。
営業収入では断トツの約70億円を計上した浦和に対して、G大阪は半分以下の約33億円(J1で6位)。「将来的にも、30億円台から大きく変わらないだろう」と同社長。金額では大きく見劣りするが、実はしっかりもうけたデータもある。営業収入から営業費用を引いた「営業利益」の部門では、浦和を2000万円上回る2億4300万円とJトップに立った。
その一因に人件費を約16億円に抑えている堅実さがある(浦和は約25億円)。大補強を繰り返す浦和に対抗し、同社長は「今後もユースからの昇格で底上げするのが基本方針」と別手法で強化を図る。東の浦和に、西のG大阪。180度違うカラーで日本最強クラブになる。
引用終わり
Jリーグのオフィシャルを見ると情報開示されていていつでもみれるようです。
Jリーグが始まったころは想像もつかないかも知れませんが現在の勢力図は浦和・G大阪の2強時代です。
その2クラブはまったく別の経営方法で強豪になったのがわかります。
営業収入(売上) | 営業利益 | 売上高営業利益率 | |
浦和レッズ | 70億 | 2.23億 | 3.19% |
ガンバ大阪 | 33億 | 2.43億 | 7.36% |
ちなみに浦和の場合、今年は日本代表クラブとしてアジア制覇・世界進出を目指している事情があるので選手を放出(売却)できないのです。
海外志向の選手も多いので一段落すれば営業利益率も向上するでしょう(人件費が下がる)
能力が高く年俸の安い若手選手が後ろで閊(つか)えている状況が現在の浦和だったりする・・・。
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