
自動車免許を取得した18〜20代前半の頃は、運転することが楽しくて毎週末のたびに峠でも海でも様々な場所へドライブしていました。
その頃はカーナビゲーションシステムも持っていなくて、首都圏や埼玉などの地図を車内に積んで、事前に道順を下調べをしてから出発することが多かったのを記憶しています。
道に迷ったことすら今では楽しい思い出です。
ドライブしていない時でも、地図を見ては「こんな道があるんだぁ〜」とぼんやり地図を眺めていることもしばしば。
そんな時に「今度はこの抜け道っぽいところを走ってみよう」なんて考えていたものです。
いまではカーナビゲーションシステムも性能が上がり価格が下がったことで普及して、スマホでもアプリで同様のことができる時代になりました。
事前に道順を調べることもなくナビが指示したとおりに進めば簡単に目的地にたどり着けます。
それと同時に抜け道や裏道を活用することが少なくなってきました。
- 到着時間に大差がない
- 交差点を曲がる(ハンドルを切る)のが面倒
- 狭い路地より幹線道路のほうが安全
抜け道や裏道を活用しなくなった理由はこんな感じ。
昨年から復活した卓球では、若い頃はペン表の古典的な前陣速攻型で攻めていました。
最近は裏面に貼ったツブ高ラバーの変化攻撃との組み合わせで相手を崩すのが気持ちよくて、変則攻撃型で楽しんでいます。
サッカーでもドルブルのキレやスピードで攻めていた選手も、ベテランと言われる年齢ではボール回しで相手チームを翻弄させていくスタイルに変わっていくのもあるのではないでしょうか?
プロ野球でも若い頃は速球派のピッチャーだったけれど、緩急をつけて打者を崩して打たせて捕る技巧派になるケースはよく拝見します。
若い頃は体力まかせにやれていたことが、年を重ねることで良い意味で肩のチカラが抜けている感覚。
自動車の運転も、若い頃はただただ運転することが楽しくて理由もなく目的地も設定せずに走っていたこともありました。
いまでは目的地への移動手段としての運転になっています。
もちろん運転することが嫌いになったわけでも楽しくないわけでもありません。
昔はマニュアル車のスポーツカーで、現在は家族も乗れるミニバンという違いも大きいのは間違いありませんが。。。
経験を積んだことで「楽しむ」と「実用」とのバランスであったり「理想」と「現実」とのバランスをうまく保てるようになったのかもしれません。
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