
三井住友トラスト・アセットマネジメントから「SMT8資産インデックスバランス・オープン」「SMT世界経済インデックス・オープン」「SMT世界経済インデックス・オープン(株式シフト型)」「SMT世界経済インデックス・オープン(債券シフト型)」と、4つのバランスファンドが2017年8月25日に新規設定されました!
参考 SMT 8資産インデックスバランス・オープン|三井住友トラスト・アセットマネジメント
参考 SMT 世界経済インデックス・オープン|三井住友トラスト・アセットマネジメント
参考 SMT 世界経済インデックス・オープン(株式シフト型)|三井住友トラスト・アセットマネジメント
参考 SMT 世界経済インデックス・オープン(債券シフト型)|三井住友トラスト・アセットマネジメント
「SMT8資産インデックスバランス・オープン(0.50%)」は均等配分のバランスファンド。
8資産均等配分のバランスファンドと言えば「iFree8資産バランス(0.23%)」「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)(0.22%)」「たわらノーロード バランス(8資産均等型)(0.22%)」とレッドオーシャン状態で非常に低コストな水準で勝負しています。
その中で「SMT8資産インデックスバランス・オープン」の信託報酬は0.50%。。。
敢えて「SMT8資産インデックスバランス・オープン」を選ぶという理由がほとんどありません。
「SMT世界経済インデックス・オープン(0.50%)」は地域別(日本、先進国、新興国)のGDP(国内総生産)総額の比率に基づいたバランスファンド。
同じく三井住友トラスト・アセットマネジメントから販売されている「世界経済インデックスファンド(0.50%)」と中身がまったく同じです。
既に何年も運用を継続している「世界経済インデックスファンド」のほうが純資産残高も積み上がっている(現在485億円)ので、新たに新規設定された「SMT世界経済インデックス・オープン」を選ぶ理由がほとんどありません。
株式シフト型と債券シフト型は一部の投資家にとって需要がありそうなバランスファンドですが、既存の株式シフト型や債券シフト型の運用状況を見る限り売れているとは思えませんしニーズは別なところにあるような気がします。
いっそのこと
株式シフト型は「SMT世界経済インデックス・オープン」の株式部分のみ!
債券シフト型は「SMT世界経済インデックス・オープン」の債券部分のみ!
と完全に切り分けてしまって、投資家側が好きな配分にブレンドするようなファンドにしたほうがスッキリするし、売れるファンドになると思うのですが。。。
今回の三井住友トラスト・アセットマネジメントさんの新規設定投信には、コスト面もマーケティング面も足りないところがあるなぁ~と感じてしまいます。
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