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ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズから2017年9月8日付けで「全世界株式インデックス・ファンド」が新規設定されます。

アウターガイさんからの情報(EDINET)で知りました。

 参考  ステート・ストリートがMSCI ACWI連動型インデックスファンドを新規設定:バリュートラスト

全世界株式インデックス・ファンドはMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(日本含む)連動のインデックスファンドで、いままでありそうでなかったインデックスファンド。

個人的にはリスク資産における株式部分はこのMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(日本含む)連動のインデックスファンドがあれば必要十分だと思っていたファイナルアンサー的な投資信託のカタチです。
全世界株式インデックス・ファンドの概要

名称全世界株式インデックス・ファンド
運用会社ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ
ベンチマークMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(円換算)
信託報酬0.48%
信託財産留保額0.3%
設定日2017年9月8日

アセットアロケーション比率であんまり悩みたくはないけれど…

  • バランスファンドよりはこだわりたい人
  • 各株式インデックスファンドを組み合わせてきたけれどもっとシンプルにしたい人
  • VT1本で全世界株式に投資してきたけれど自動引き落としなど「もっと」楽チンに投資してみたくなった人

このあたりの層にとって嬉しい選択肢になりそうです。

いままで国内・先進国・新興国の株式が1本になったファンドはなかったので、販売会社の拡大はあるのかに注目していきます。

それと「全世界株式インデックス・ファンド」の設定をキッカケに、各運用会社がMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(日本含む)連動の投資信託に対して、どのような反応を起こすのかにも注目していきます。

「たわらノーロード」のアセットマネジメントOne
「eMAXIS Slim」の三菱UFJ国際投信
ここは新興国株式マザーファンドも充実しているし希望がありそうです。

「購入・換金手数料なし」のニッセイアセットマネジメント
「iFree」の大和証券投資信託委託
ここは新興国株式マザーファンドがなかったりスマートベータのマザーファンドだったりするので、全世界株式インデックスファンド競争になると分が悪そうです。

現時点では販売会社は不明(三井住友信託銀行のみ)なので、今後どのような展開をしていくのか?目の当たりにする前に埋もれてしまう幻のファンドとなってしまうのかはわかりません。

幻になる可能性もありますが、今後のMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス連動のインデックスファンドへの期待も含めてステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズの新規設定にグッジョブ!!

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