
つみたてNISAの影響で、各社の低コストインデックスファンドの競争が激しくなっていますが、超低コストはニッセイだと言う投資家も多いことでしょう。
そのニッセイアセットマネジメントが、沈黙を破って信託報酬の引き下げを今年も発表です!
参考 <購入・換金手数料なし>シリーズ5商品の信託報酬率引下げ(投資信託約款変更)について(PDF)
3年連続でニッセイアセットマネジメントは購入・換金手数料なしシリーズの信託報酬を引き下げたことになります。
新規設定として低コストインデックスファンドを作るのではなく、既存のインデックスファンドのコストを下げるのが素晴らしい!
信託報酬の引き下げは販売会社の協力なしにはできないことなので、これはなかなか真似のできない快挙と言っても過言ではありません。
2017年11月21日に変更する3ファンド
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
変更前0.20%(販売0.08%・運用0.10%・信託0.02%)
変更後0.189%(販売0.08%・運用0.089%%・信託0.02%)
<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド
変更前0.145%(販売0.065%・運用0.06%・信託0.02%)
変更後0.139%(販売0.062%・運用0.057%%・信託0.02%)
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)
変更前0.34%(販売0.1525%・運用0.1525%・信託0.035%)
変更後0.219%(販売0.100%・運用0.099%%・信託0.02%)
2018年2月16日に変更するファンド
<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド
変更前0.18%(販売0.08%・運用0.08%・信託0.02%)
変更後0.169%(販売0.075%・運用0.074%%・信託0.02%)
2018年2月21日に変更するファンド
<購入・換金手数料なし >ニッセイTOPIXインデックスファンド
変更前0.18%(販売0.08%・運用0.08%・信託0.02%)
変更後0.169%(販売0.07%・運用0.069%%・信託0.02%)
※信託報酬は税抜き表示
※信託報酬の配分(委託・販売・受託)について
個人的には<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)を積み立てていた時期もありましたので、今回の信託報酬の引き下げは恩恵を受けることになります。
できることならSBI証券のiDeCoにラインナップされているDCニッセイ外国株式インデックス(信託報酬0.21%)も信託報酬の引き下げについて検討していただきたいところ。
FOY投票前の駆け込み引下げはニッセイ得意の戦略ですね。
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドは、投票時期の強い印象もあって3連覇の偉業を達成したという一面もあります。
今回も購入・換金手数料なしシリーズなら来るかもと思っていたけど、本当に毎年引き下げてくれるニッセイアセットマネジメントの企業努力に脱帽です。
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