
楽天・バンガード・ファンドの創設が発表されたことで、バンガードの新興国株式ETFである[VWO]に投資するファンド[楽天・新興国株式インデックス・ファンド]の登場が待たれていましたが、思ったより早く登場することになります。
ちなみにEDINETによると愛称は[楽天・バンガード・ファンド(新興国株式)]とのこと。
でも個人投資家の中では[楽天VWO]で通じてしまうのでどちらでも大丈夫でしょう。
今回の新規設定ニュースもアウターガイさんの情報で知りました。
ソースはEDINETで自分もさっそく確認したところです。
参考 楽天投信投資顧問がVWO(新興国株式)相当の超低コストインデックスファンドを新規設定 - バリュートラスト
ファンド名 | : | 楽天・新興国株式インデックス・ファンド |
ベンチマーク | : | FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)・インデックス(円換算ベース) |
販売手数料 | : | なし |
信託報酬 | : | 0.26%[運用0.05%・販売0.05%・受託0.02%・VWO管理0.14%] |
信託財産留保額 | : | なし |
信託期間 | : | 無期限 |
決算日 | : | 毎年7月15日 |
設定日 | : | 2017年11月17日 |
※信託報酬の配分(運用・販売・受託)について
米国ETFの総経費率であるVWOの0.14%に消費税はかからないので、実質的な信託報酬率は年0.2696%(税込)程度になります。
VWOの経費率は記事作成時点の情報です。
ベンチマークがMSCIとFTSEでは韓国や中国A株の扱いや小型株など微妙に違いますが、ライバルとなる新興国株式アセットクラスの低コストインデックスファンドは「購入・換金手数料なし(0.339%)」「eMAXIS Slim(0.34%)」「たわらノーロード(0.34%)」。
「楽天・新興国株式インデックス・ファンド(0.26%)」は運用報告書をチェックしないと、指数とうまく連動できているか、実質コストが上昇しないか、など気になるポイントはありますが新興国株式に投資するのなら要チェックのファンドとなりそうです。
販売会社はEDINET情報によると3社が確認できます。
楽天証券
SBI証券
3社とも[つみたてNISA]に対応する販売会社ですし[iDeCo(個人型DC)]にも積極的です。
今回の情報では[つみたてNISA]に向けて普通の口座(特定口座)でのリリースとなるのでしょうが、是非とも[iDeCo(個人型DC)]でも取り扱って欲しいところです。
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