iDeCo(イデコ)のロゴ

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、いままで毎月の引き落としで積立投資をしてきたのですが、2018年から「確定拠出年金の掛金の年単位化」がスタートするようです。

 参考  iDeCoの積み立て 毎月のほか「年単位」も可能に - NIKKEI STYLE
 参考  iDeCoの掛金全額所得控除、国基連が10月27日までに掛金払込証明書を発送 - モーニングスター
例えば自分の場合は、企業年金のない会社員なので毎月上限金額2.3万円(年間合計27.6万円)の積立投資をしてきたのですが、2018年からは毎月1万円でボーナスで余裕のある6・12月は月の1万円+増額7.8万円(年間合計27.6万円)のように柔軟な積立計画をすることも可能になります。

裏技的に年に1回払いで済ませば11ヶ月分の国民年金基金連合会手数料の月額96円(税込103円)を払わないですることも可能です。

その場合は経過月の限度額を積み上げていくので、年初に1回払いはダメだから年末に全額拠出!

例えば自分の場合は毎月上限金額が2.3万円(年間合計27.6万円)ですので、毎月の積立を0円にして12月を27.6万円に増額する積立計画にすれば良いことになります。

これで国民年金基金連合会手数料の103円×11カ月分=1133円を節約できます。



さて今回の「確定拠出年金の掛金の年単位化」がスタートするにあたって、自分のiDeCoの積立計画にどのような変化が起こるのかと言うと…何も変わりません。

今までどおり毎月の上限金額の2.3万円をSBI証券のiDeCoでDCニッセイ外国株式インデックスに積立していくのみです。

国民年金基金連合会手数料の103円のの節約のために年末まで積立を停止するには、年末まで年間拠出上限の27.6万円をプールしておく必要があります。

うっかり大金を使っちゃう…ようなことは考えにくいですが積立日が年1回というのは、年末になって株高になるのがもったいないという心理が生まれそうです。
毎日積立もまた分散しすぎで意味があるのか疑問ですし、なんだかんだで月1回に均等の金額で積み立てるという感覚が好みですね。

節税のためだけにiDeCoの投資商品を定期預金にしている人にとっては、投資信託の基準価額の変動を気にすることがないので、年末に一括払いは確実に1133円を節約できるようになります。

スポンサーリンク

関連コンテンツ