eMAXIS Slim

三菱UFJ国際投信の業界最低水準を目指し続ける「eMAXIS Slimシリーズ」から、新たに日経225(日経平均株価)連動のインデックスファンドが2018年2月2日に新規設定されます。

『eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)』募集・設定について|三菱UFJ国際投信(PDF)

注目される運用コスト(信託報酬)は0.159%ですが、これは2018年2月16日に信託報酬引き下げ予定の<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド(0.18%→0.169%)を超える低コストを実現していて、ニッセイアセットマネジメントを狙い撃ちしているのがわかります。

eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)の詳細


ファンド名eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
運用会社三菱UFJ国際投信
対象指数日経225(日経平均株価)
購入時手数料なし
信託財産留保額なし
運用管理費用(信託報酬)0.159%
(委託0.0695%・販売0.0695%・受託0.02%)
設定日2018年2月2日
決算日毎年4月25日
※信託報酬は税抜き表示
※信託報酬の配分(委託・販売・受託)について

eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)の設定に伴いTOPIXファンドの名称変更


いままでeMAXIS Slimシリーズの国内株式アセットクラスではTOPIXに連動する「eMAXIS Slim 国内株式インデックス」が存在していましたが、日経225(日経平均株価)ファンドの新規設定に伴いTOPIXファンドの名称がTOPIXだとわかりやすいように変更されます。

2018-01-21.png
画像元 「eMAXIS Slim 国内株式インデックス」約款変更のお知らせ(PDF)

「eMAXIS Slim 国内株式インデックス」
   ↓(2月2日変更)
「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」

なぜいま日経225!?


まさか日経225のeMAXIS Slimが登場するとは想像できませんでした。

基本アセットクラスを全部勝ちに行く作戦なのでしょうか? 三菱UFJ国際投信の攻勢は続き、2018年も手の休まる様子はありません。

記事作成時点での取扱い販売会社は楽天証券(2月2日)とSBI証券(2月7日)になっています。
最近は設定日でも即座に販売会社が追加発表されるケースも多いので、取扱い販売会社についての発表はそれほど意味はないのかな…と考えています。

マニアックな話ですが、個人的には配当を含まない「日経225(日経平均株価)」よりも、配当込み指数である「日経平均トータルリターン・インデックス」で勝負してほしかった。

少しずつラインナップを増やしている「eMAXIS Slimシリーズ」が今後どのようなファンドを発表していくのか興味深いところです。

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