
世界一のカリスマ投資家であるウォーレン・バフェットの株主に対して記す書簡が今年も公開。
ウォーレン・バフェットからのメッセージ 2017年に資産を約7兆円増やした世界最強の投資家が見る世界|Japan Business Press
ウォーレン・バフェットと言えば投資会社バークシャー・ハサウェイのCEOですが、株主への手紙では投資家に対するアドバイスとして「S&P500インデックスファンド」を推奨しています。
今年はどうなのかな?…と見てみたら今年もやはり推奨していました。
一般投資家にとって、アクティブ運用型投資信託はリスクばかりか手数料も高いため、金融機関に儲けさせるだけと考えている。そのため投資信託であれば、インデックスファンドを購入すべきだとする堅実路線をとる。
ウォーレン・バフェットからのメッセージ 2017年に資産を約7兆円増やした世界最強の投資家が見る世界|Japan Business Pressより引用
アクティブファンドは手数料が高く金融機関を儲けさせるだけだとバフェットは語ります。
もちろん、すべてのアクティブファンドがダメでインデックスファンドに劣るわけではありません。
アクティブファンドのインデックスファンドに対する勝率が低いという不都合な事実がありますので、事前に勝てるファンドを探すことは困難なわけです。
ちなみに2017年はヘッジファンドのファンド・オブ・ファンズとS&P500インデックスファンドを比較して、S&P500指数に連動するインデックスファンドを推奨しました。
バフェット氏による「株主への手紙」、最新版を読む|HARBOR BUSINESS Online
記事によるとポイントは3つ。
- ヘッジファンドが多額の運用報酬を得るにもかかわらず、コストが安いS&P500インデックスファンドよりも2008年以降の運用成績が劣る
- ヘッジファンドのファンド・オブ・ファンズが劣る理由は、ヘッジファンド自体及びファンドの構成ファンドに売買手数料、成功報酬がかかる
- 投資アドバイスのためのエリートによる調査により、過去10年間総額で1000億ドル以上を無駄にしている
これは米国の話なので日本人がS&P500インデックスファンドで良いのかという悩みもあります。
もちろん世界のトップ企業が集結している米国株式に投資するのがベストだ!という考えもありますが、個人的にはより広域に世界全体に国際分散投資を心掛けています。
それでも構成比率を見てみると、ここ数年は先進国株式の半分くらいは米国の比率になっているので十分に投資できているという認識です。
スポンサーリンク
関連コンテンツ