
Bloombergによると、バンガード・グループが投資信託の直接販売を検討しているようです。
米バンガード、日本でファンド直販を検討-提携にも引き続き門戸開く|Bloomberg
記事タイトルに3年ぶりと書いたとおり、以前にもバンガード・インベストメンツ・ジャパンはノーロード投信(販売手数料無料)で直販や提携による日本での販路拡大をめざしていました。
参考 バンガード 直販や提携による日本での販路拡大をめざす意向(2015/07/20作成)
世界2位の資産運用会社バンガード・グループが、日本の個人投資家向けに投資信託の直接販売を検討している。米国に比べて知名度がまだ低い日本で存在感を高め、運用資産を増やそうとしている。
米バンガード、日本でファンド直販を検討-提携にも引き続き門戸開く|Bloomberg
日本国内のインデックスファンドがまだまだ発展途上だった過去には、バンガードの米国ETFが東証へ重複上場することや、バンガードの低コストインデックスファンドの直販を夢見て何度か問い合わせたり直接聞いてみたりしたことがありました。
当時は加藤社長さんでしたが、現在のキム社長になって方針が変わっていくのか?
現実的に考えれば楽天・バンガード・ファンドのように、国内の運用会社と手を組んで提携による販路拡大になっていくような気がします。
もちろんホントに直販が実現するのなら、投資信託界隈にとって世界2位の資産運用会社なのですから大きなニュースになるのは間違いありません。
それでも業界最低水準を目指し続けるeMAXIS Slimシリーズのような国内の運用会社も純資産を急拡大してきていますし、2017年に提携したばかりの楽天・バンガード・ファンドだって面白くは思わないでしょう。
3年前ならビッグチャンスだったかもしれませんが、2018年の現在は国内運用会社のインデックスファンドの競争も熾烈になってきていることもあり、バンガードの直販検討というニュースが遅すぎる判断のように感じます。
何にせよ検討です。まだ検討の段階ですので何事もないように忘れてしまうかもしれません。
とりあえず今後の展開がわからないので様子見です。
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