
毎月10分のチェックで1000万増やす! 庶民のためのズボラ投資を読みました。
「なんで今頃!?」と思うかも知れませんが、ズボラ過ぎて昨年7月に発売されたのですがブログで紹介&書評を書くことをすっかり忘れていました。。。
インデックス投資による国際分散投資の本では「債券インデックスファンド」や「REITインデックスファンド」についても言及することが多いのですが、ズボラ投資では一切排除しているシンプルさがあります。
これは債券ファンドやREITファンドがダメで紹介する必要がない…という意味よりは、これから投資を始めたいという人に向けて、どれだけ伝えたいことをキチンと伝えることができるのか情報をよくよく選んだ結果なんだろうと感じました。
個人的にはマッチング拠出のところだけ本の難易度がグーンと上がっている感もあるし、実際に必要となる読者層は5%いるかどうかのテーマなのでバッサリ切って株式以外のアセットクラスの話を少しだけ入れても良かったかなと。
ズボラ投資で一番の見どころは第4章にある投資詐欺に向かわないためのボッタクリ商品と合法的ボッタクリ商品です。
ポンジ・スキームと呼ばれる投資詐欺商法について、過去の事例をあげてこれほど丁寧に明快に解説してくれる投資本は見たことがありません。
そして投資詐欺商法の次に「合法的ボッタクリ商品」というカテゴリで、インデックスファンドと同列で販売されているくらい近い場所(証券会社)で販売されている仕組債や外貨預金や高コスト投資信託をバッサバッサと切り捨てる。
ここは読みながら「スゴい!」と関心しながら一気読みしたパートです。
この4章を読むだけで、ほとんどのボッタクリ金融商品を回避することが可能です!
この箇所こそ、これから投資をする人が最初に読んでほしい部分に思えます。
マネー雑誌だと、どうしても合法的ボッタクリ商品もインデックスファンドも全部まとめて紹介されるので、初心者ほど分別がつかない恐れがあります。
ムリのない範囲で節約して節約した分を投資に回す。
投資元本の確保を重視して市場平均以上のリターンを求めるページが一切ないのも投資本らしからぬ感じでとても( ・∀・)イイ!!
金融庁が先日募集&発表していた「はじめて投資をする人へ読んでほしいおススメの一冊」のランキングにズボラ投資は入っていませんが「はじめての投資」で本を探すのならば、選択肢のひとつに入ってもおかしくないクオリティーです。
以上!毎月10分のチェックで1000万増やす! 庶民のためのズボラ投資を読んだ感想でした。昨年夏に購入したのにズボラすぎてブログに書き忘れてスンマセンww
ズボラ投資の著者である吊られた男さんも、ズボラ過ぎてこの1年遅れの懺悔記事を読んでいないことを願いつつww
m(_ _)m
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