
楽天・バンガード・ファンド※に楽天・インデックス・バランス(DC年金)という全世界株式と全世界債券(15:85)のバランスファンドが2018年5月25日に登場するようです。
保有コストである運用管理費用(信託報酬)は税込み0.2078%程度。
しんたろうさんのブログで知りました。
楽天・インデックス・バランス(DC年金) 新規設定。全世界の株式15%:債券(為替ヘッジ)85%|しんたろうのお金のはなし
いままで全世界株式や米国株式、新興国株式、米国高配当株式と株式投資中心のラインナップでしたが、今回はじめてバランスファンドとなっています。
- バンガード・トータル・ワールド・ストックETF 【VT】
全世界の株式に投資する米国市場に上場している米国ETF - バンガード・グローバル・ボンド・インデックス・ファンド
日本を含む全世界の債券に投資するヘッジありインデックスファンド
ヘッジあり全世界債券が85%となっているので、リスクがかなり抑えられています。
わたしのインデックスの資産配分ツールでザックリ(ヘッジ債券を国内債券に代用)と計算したところ過去20年実績データ(1998年4月-2018年3月、円ベース)ではこのようになりました。
- 2.7% リターン
- 3.1% リスク
- 0.87 シャープレシオ
リスクの3.1%は株式アセットクラス(国内株式17%程度~新興国株式25%程度)と比較して非常に低くなりました。
投資効率を測る指標のシャープレシオ(リターン÷リスクのシャープレシオ)を見ると0.87
複数のアセットクラスに分散投資しているから、ほとんどのアセットクラス(国内株式0.17~新興国債券0.47)より勝れて、国内債券(0.86)と同程度の結果です。
85%がヘッジあり債券なのでリスクが低いのは当然ですね。
ヘッジコストがどのように影響がでるのか、運用報告書を見ないといまはまだわかりません。
ファンド名称に(DC年金)とありますのでiDeCo専用ファンドとなるのでしょう。
資産運用は株式100%で積み立てて、資産形成後の取り崩し時期には楽天・インデックス・バランス(DC年金)にスイッチングしてリスクをおさえた運用に切り替えるのが良さそうです。
※追記(2018年5月12日)
ファンド名称をよく見ると、バンガードの海外ETFやインデックスファンドを投資対象としていますが「楽天・バンガード・ファンド」のブランドはつけていませんでした。。。
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