
大和証券投資信託委託のiFreeシリーズに「iFreeレバレッジ S&P500」、「iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス」が登場します。
新ファンドのお知らせ【iFreeレバレッジ S&P500】|プレスリリース(PDF)
新ファンドのお知らせ【iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス】 |プレスリリース(PDF)
以前にGPIFの基本ポートフォリオに連動する「iFree 年金バランス」を紹介しましたが、同日2018年8月31日に設定されるファンドでS&P500のレバレッジ型はもちろん、NASDAQ100指数を投資対象としたインデックスファンドもいままで例がない新商品です。
iFreeレバレッジ S&P500の概要
ファンド名 | iFreeレバレッジ S&P500 |
運用会社 | 大和証券投資信託委託 |
対象指数 | S&P500指数(米ドルベース)の値動きの2倍 |
信託報酬 | 0.9%(委託0.435%・販売0.435%・受託0.03%) |
信託財産留保額 | なし |
信託期間 | 無期限 |
決算日 | 毎年8月30日 |
設定日 | 2018年8月31日 |
※信託報酬の配分(委託・販売・受託)について
iFreeレバレッジ S&P500は日々の基準価額の値動きがS&P500指数(米ドルベース)の値動きの2倍程度となることを目指すファンドとのこと。
S&P500指数を投資対象とする日本のインデックスファンドは「iFree S&P500 インデックス」で見ても円建てになっているように、米ドルベースの日本のインデックスファンドは珍しいカタチ。

画像元 新ファンドのお知らせ【iFreeレバレッジ S&P500】|プレスリリース(PDF)
上記の画像のように現物がほとんどない運用となっていますので、指数との連動は運用者の腕の見せどころとなっています。
値上がり益期待で短期的に買うのが本来の目的でしょう。個人的にはレバレッジ型投資信託で資産運用は推奨しません でも書いた通り、このファンドによる長期積立投資は不向きだと考えています。
iFreeNEXT NASDAQ100 インデックスの概要
ファンド名 | iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス |
運用会社 | 大和証券投資信託委託 |
対象指数 | NASDAQ100指数(円ベース) |
信託報酬 | 0.45%(委託0.215%・販売0.215%・受託0.02%) |
信託財産留保額 | なし |
信託期間 | 無期限 |
決算日 | 毎年8月30日 |
設定日 | 2018年8月31日 |
※信託報酬の配分(委託・販売・受託)について

画像元 ヤフーファイナンス
上記の画像は米国株の時価総額ランキングなのですがNASDAQ市場の銘柄が躍進しているのがよくわかります。
アップル、アマゾン・ドット・コム、マイクロソフト、グーグル、フェイスブック…名だたる企業が君臨しています。
ただし、これらの上位銘柄については、S&P500でも採用されているのですでに設定・運用されている「iFree S&P500 インデックス」や「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」でも投資できます。
NASDAQ市場はIT・バイオ・テクノロジー・医療など最先端技術銘柄が特徴です。
個人的な感想としてはNASDAQ100社のインデックスファンドもいいのですが、より広域に米国全土の株式銘柄のほうがより良いし、そういう意味でも全米株式インデックスファンドを選べば「iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス」の構成銘柄ももれなくカバーできます。
米国株式投資家にとってはダウ・S&P500・NASDAQと選択肢が増えることになりました。
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