
2008年9月15日にリーマン・ショックが起きたので、あれから早いもので10年が経過しました。
当時学生だった若い投資家は、リーマン・ショックのような大暴落を体験したことがないでしょう。
積立デビューしてリーマン・ショック級の大暴落を体験していない人も多数になってきました。
10年経過した節目ということで、日本経済新聞のコラムであったり投信ブロガーが当時の状況や体験を記録しています。
自分も思わず読みふけってしまいました。
もしも明日、リーマン・ショック級の株価下落率があったとしても、おそらく10年前のリーマン・ショックより体感的には楽ではないか?という気持ちもあります。
1回経験しているからという慣れや耐性ともちょっと違う。
なぜなら自分にとっては10年前のリーマン・ショックの1年前である2007年のサブプライムローン問題から来た金融危機の時点で世界経済は大混乱していたからです。
2007年から2008年の間で十分に株価は大きく下落していて、リーマン・ショックによってもともと下落していた株価が更に更に更に…まるで谷底まで落ちて行くかのように毎日暴落していったのです。
なのでリーマン・ショックが始まる1年くらい前から自分にとっては景気後退期まっしぐらでしたし、リーマン・ショックによって会社はなくなり転職活動するなど、10年前の株価が羨ましく思っても絶対に10年前には戻りたくはないという感じです。
リーマン・ショックから10年ということもあり、いつまでも株価が上昇していく感はなく、新興国株式では下落傾向にあり、景気後退期を感じさせられます。
ただ、世界経済の景気後退期が正確にいつやってくるのかはわかりません。
わかりませんが今後5年間以内に発生する確立は高い…まるで地震学者の語る確率論みたいな話ですが、景気後退期は早かれ遅かれ100%の確立でやってくるものだと思って投資に向き合っていくほうが株式市場で長生きできるというものです。
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