セゾン投信

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの運用管理費用(信託報酬)が2018年9月11日から年0.60%±0.02%(税込/概算)に引き下げられました。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド運用管理費用(信託報酬)引き下げのお知らせ|セゾン投信(PDF)

お客さまからの預かり資産の増加によって、当ファンドの投資対象である投資信託証券をより低コストのシェアクラスに変更することができました。
当該変更に伴う投資信託証券の運用管理費用(信託報酬)の軽減により、お客さまが実質的に負担する運用管理費用(信託報酬)も軽減されるため、今回の改定(引き下げ)が実現できました。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド運用管理費用(信託報酬)引き下げのお知らせ|セゾン投信(PDF)より引用


今回の引き下げにより0.08%の運用管理費用(信託報酬)が引き下げられました。

年0.68%±0.03%(税込/概算)

年0.60%±0.02%(税込/概算)

ただし引用にもあるように、投資対象のバンガードファンドの低コスト化の恩恵でセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドのコストが引き下げられていますので、セゾン投信による取り分である純資産総額に対して年0.4968%(税抜0.46%)は変わっていません。

そういう意味では前回2017年の引き下げのほうが例え0.01%だったとしても、セゾン投信自身が引き下げたという実績は評価されています。

さて引き下げのお知らせ(PDF)の最後には、最近話題の「投資信託の販売会社における共通KPI」が公開されていますが、シンプルに2本の投資信託で勝負しているセゾン投信の購入者のパフォーマンスが素晴らしいので記録しておきます。

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画像元 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド運用管理費用(信託報酬)引き下げのお知らせ|セゾン投信(PDF)

顧客のパフォーマンスの84.9%がプラスとなっています。
どんな好調な株式市況でも下手な投資家は無駄な売買を繰り返して損失を出すことが非常に多い世界ですので、長期の積立投資家を多く抱えるセゾン投信は、結果的にパフォーマンスが優れているのが数字で出されました。

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画像元 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド運用管理費用(信託報酬)引き下げのお知らせ|セゾン投信(PDF)

そしてこのグラフ!損失を出しているのはここ2年くらいに口座開設をした最近の投資家ばかりであることがよくわかります。
長期になるほど、ほぼ100%の投資家がプラスの成績をおさめています。

リーマン・ショック前である2007年に口座開設した人でも97%がプラスの成績です。
国内外の株式や債券の幅広く分散して積立投資していけば結果が良いということ。

いまではセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドより低コストなバランスファンドは探せば見つかりますが、セゾン投信は常に長期投資へのメッセージが発信されていることもあり、1,000本を超える投資信託を抱えるネット証券よりも顧客が損をしにくい環境がセゾン投信にはあるのかもしれません。

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