
毎月一定金額を積み立てるような分散投資(ドルコスト平均法)は、まとまった資金を一括投資する場合と比べて『有利でも不利でもない』・『気休め程度に過ぎない』など言われています。
実際に有利でも不利でもないのならば分散投資の勝率は長期的には五分五分くらいあるはずなので、資産運用において主要とされる先進国株式インデックスファンドと8資産を均等配分しているバランスファンドの基準価額をもって確認していくことにしました。
毎月確認していく企画で、長期的に何勝何敗になるのかチェックしていきます。
一括投資VS分散投資 ルール説明
「eMaxis Slim 先進国株式インデックス」「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」の月末基準価額から過去1年(12ヶ月)の期間を分散と一括で投資した場合のパフォーマンスを比較。
毎月確認していくことで、1ヶ月ずつ比較期間の起点と終点がずれていきます。
どのような相場の時に有利か不利かを確認していきます。
「株式100%のファンド」と「広く分散されたバランスファンド」で、勝率が少しでも変わっていくのか変化があるのかも確認していきます。
古くからある投資信託を活用すれば多くのデータが取得できるのですが、せっかくなので最近の低コストファンドを活用してリアルタイムで一括投資VS分散投資を追っていきます。
ちなみに個人的には毎月の給与の中から積立をしていくしか選択肢がない状況なので、勝敗の結果が一括投資に分があるとしても分散投資をしていきます。
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) 一括VS分散


一括投資VS分散投資の勝敗
2017年9月~2018年9月末までのパフォーマンスはこんな感じ。
末日データなので積立投資最終月が終点になってしまうと、12ヶ月目の積立が0日で運用が終了してしまう関係から、13ヶ月間の計測になっています。
一括投資1年リターン 3.96%
分散投資1年リターン 2.38%
通算成績
一括投資1年リターン 5勝
分散投資1年リターン 0勝
参考 先進国株式インデックスによる一括投資VS分散投資の1年比較(2018年9月)
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