
楽天証券が三菱UFJ国際投信のETF「MAXIS」シリーズの売買手数料を本日(2018年11月1日)から無料にすると発表しました!
楽天証券、「MAXISシリーズETF」全16本の取引手数料を無料化!|プレスリリース(PDF)
楽天証券では、「上場投資信託(以下「ETF」)」の普及のため、以前よりNISA口座において、国内ETFの取引手数料無料化や、海外ETFの買付手数料を全額キャッシュバックするなど、積極的な取組みを行ってきました。
さらに本年6月より、ブラックロック・ジャパン株式会社が提供する「iシェアーズ®ETF東証上場シリーズ」の取引手数料を、NISA口座に限らず無料とし、多くのお客様からご好評をいただいています。
今回、さらなるETFの普及と、個人投資家の方の資産形成をこれまで以上にサポートすることを目指し、三菱UFJ国際投信が提供する「MAXISシリーズETF」全16銘柄の取引手数料(現物取引・信用取引)を、ご選択の手数料コースにかかわらず、特定・一般・NISA全ての口座において、無料にします。
楽天証券、「MAXISシリーズETF」全16本の取引手数料を無料化!|プレスリリース(PDF)
ETFは東証に上場している個別株のように、日中に指値で取引することができます。
「個別株取引のように買える投資信託」それがETF(上場投資信託)です。
そしてETFは投資信託と違って、購入して保有し続けていることで販売会社(今回の楽天証券)に取り分としての収入がありません。
ETFは基本的に活発な取引によって販売会社が売買手数料を徴収する金融商品なのです。
だから売買手数料を無料にするということは、楽天証券にとって何も得することがなく、どこまでも無料でサービスを提供し続けていく状態になります。
もちろん運用会社である三菱UFJ国際投信からのキックバックがあるのかもしれませんが。
最近は投資と言ったら若年層を中心に投資信託を「つみたてNISA」で購入していくのが主流になっています。
でも、ある程度の資金がある層や投資経験が長いそうににとっては、ETFで大きく投資していくことのほうが慣れていることもあるでしょう。
ETFは制度上、繰り越すことなくキチンと分配金を出す金融商品となっています。
複数のアセットクラスのETFを保有することで、毎月の積立金ではなく分配金の再投資を活用したリバランスも可能になります。
自分が投資を始めた頃の記憶では、国内株式(ETF含む)の売買手数料は500円や700円くらいだった記憶があります。
どんどん低コストの競争が熾烈になってきて無料が当たり前になったのは投資家側としては良い時代になったと感じます。
あとは「MAXISシリーズETF」にも言えますが、ニッチな方向に行きすぎない程度に、投資にも投機にも有用なETFの充実をお願いします。
スポンサーリンク
関連コンテンツ