
バンガードETFおよび米国籍投資信託の経費率改定(2019年版)のお知らせと、経費率改定にともない「楽天・バンガード・ファンド」の保有コストである運用管理費用引き下げのお知らせが続けて届いています。
バンガードマニアにとってETFの経費率改定は、この時期の恒例行事になっていますね(^^)
参考 2019年バンガードETFおよび米国籍投資信託の経費率改定のお知らせ
参考 「楽天・バンガード・ファンド」シリーズの実質的にご負担いただく運用管理費用の引き下げのお知らせ
2019年2月26日から改定後の経費率が適用されています。
バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンドについては2019年1月25日から適用。
ティッカー | 名称 | 改定後 | 改定前 |
VSS | バンガード®・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETF | 0.12% | 0.13% |
VEU | バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)ETF | 0.09% | 0.11% |
VWO | バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF | 0.12% | 0.14% |
VGK | バンガード・FTSE・ヨーロッパETF | 0.09% | 0.10% |
VPL | バンガード・FTSE・パシフィックETF | 0.09% | 0.10% |
VXUS | バンガード・トータル・インターナショナル・ストック(除く米国)ETF | 0.09% | 0.11% |
VT | バンガード・トータル・ワールド・ストックETF | 0.09% | 0.10% |
VYM | バンガード・米国高配当株式ETF | 0.06% | 0.08% |
VWOB | バンガード・米ドル建て新興国政府債券ETF | 0.30% | 0.32% |
BNDX | バンガード・トータル・インターナショナル債券ETF(米ドルヘッジあり) | 0.09% | 0.11% |
VWINX | バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンド | 0.23% | 0.22% |
ほとんどのバンガードETFが経費率が低くなっている中で、米国籍投資信託である「バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンド」だけは0.22%→0.23%とコスト増となっています。
ファンド名 | 改定後 | 改定前 |
楽天・全世界株式 インデックス・ファンド | 年0.2196%程度 | 年0.2296%程度 |
楽天・新興国株式インデックス・ファンド | 年0.2496%程度 | 年0.2696%程度 |
楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド | 年0.1896%程度 | 年0.2096%程度 |
楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型) | 年0.2376%程度 | 年0.2446%程度 |
楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型) | 年0.2496%程度 | 年0.2546%程度 |
楽天・インデックス・バランス・ファンド(債券重視型) | 年0.2616%程度 | 年0.2646%程度 |
投資対象であるバンガードETFの経費率改定の恩恵により、キチンと運用管理費用も低くなっています。
バンガード側のコスト意識が高ければ高いほど、楽天投信投資顧問側でかかるコストに目が行ってしまいます。

画像元 「楽天・バンガード・ファンド」シリーズ 実質的にご負担いただく運用管理費用の引き下げについて(PDF)
ちょっと前のコスト水準なら、楽天投信投資顧問側のコストですらメチャクチャ低コストに見えていたのですが、最近の日本の運用会社もバンガード・エフェクト(バンガード効果)により十分競争力のあるコスト水準となりました。
ファンド・オブ・ファンズ形式の「楽天・バンガード・ファンド」シリーズはどうしてもコストが高くなりがちなので、楽天投信投資顧問側のコストも純資産残高が十分に積み上がれば、いつかは運用管理費用の引き下げにより投資家への還元が起こることを期待しています。
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