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東京証券取引所に上場している業種別ETFであるTOPIX-17【1617~1633】(野村アセットマネジメントのNEXT FUNDS)と、基準となるTOPIX【1306】の18本のETFを比較してみました。

記事作成している5月現在では、米国と中国の経済摩擦により株価が大きく下落するなど不安定になっています。
本格化した直前の4月時点ではどうなっていたのかチェックしてみました。

東証のETFではマーケットメイク制度がはじまり、流動性が向上したので業種別ETFのような「つまみ食い」投資の使い勝手もよくなっています。

TOPIX-17(業種別ETF)とは


TOPIX-17と東証33業種の業種区分
画像元 これからは業種別投資!-ETFで実践する業種別投資法-|楽天証券

日本株(業種別)ETFとは

TOPIXの構成銘柄を業種別に区分した株価指数には、33の業種分類に基づく東証業種別株価指数があります。TOPIX-17シリーズは、投資利便性を考慮して、33業種を17業種に再編した株価指数です。
日本株(業種別)ETFはTOPIX-17の各指数への連動をめざすETFです。

これからは業種別投資!-ETFで実践する業種別投資法-|楽天証券


  • 10年間リターンは10年前から現在までの累計リターンを年率換算
  • わたしのインデックスの月末時点データ(配当込み)を利用して作成しています
  • 配当にかかる税金、再投資による売買コストは考慮していません

過去1ヶ月の業種別リターンランキング


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TOPIXの直近1ヶ月のパフォーマンスは1.7%となりました。

各アセットクラスのパフォーマンス2019年4月

2019年4月の各アセットクラス別のパフォーマンスです。3月は新興国アセットクラスでは下落しましたがREITを筆頭に全体的には調子がよい結果でした。各アセットクラスのパフォーマンス2019年3月2019年3月の各アセットクラス別のパフォーマンスです。荒れていた年末を過ぎて2019年から堅調だった株式市場でしたが、米国の長期金利が急低下して逆イールドとなるなど今年最大の下げ幅(3月24日)を記録しました。翌日には反発もしまし...


4月は景気循環セクターが買われ、生活必需品セクターが売られました。
市場平均のTOPIXだけを見ると1.7%の中身がどうなっているのかわかりませんが、業種別に見ると上は機械の7.9%から下は電力ガスの-9.1%まで幅広いことがわかります。

業種別の騰落率を知っていても知らなくてもインデックス投資の成績は変わりませんが、投資に興味を持ったら個別株よりもまずは業種別の動き方を見ていくほうが傾向がわかりやすいかも知れません。

過去1年の業種別リターンランキング


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TOPIXの過去1年間のパフォーマンスは-6.9%となりました。
米国と中国の経済摩擦により2019年の株式市場は不安定になっています。
この記事を作成している5月のTOPIXの下げもまた大きく、元号が令和になってから終値で上昇した話をほとんど聞いたことがないレベルです。

数ヶ月先の株式予想すらできないから毎月少しずつ買っています

かつての自分は、投資に対して根拠のない自信が「なぜか」あったので、TOPIX-ETFをタイミングを見計らっては買ったりしたものでした。もちろん今では昔の自分が嘘のような日々を送っています。経済の先行きなど、市場の予測を高確率で当てられる人にとっては、毎月一定金額を投資していく積立は地味で退屈なのかも知れません。明らかに景気後退だと確信している状況であれば投資資金を引き上げればいいわけです。...


積立投資で少しずつ購入していく側から見ると、下がっている時期のほうが安く仕込めるので中長期的には嬉しい話でもあります。

過去10年の業種別リターンランキング


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TOPIXの過去10年間のパフォーマンスは8.9%となりました。
1ヶ月・1年とは違い多少の順位の変動こそありますが、過去10年だとランキングに大きな動きがないのが最大の特徴と言えるカテゴリです。
起点がリーマン・ショックで低迷している時期なので、今になってみると株式を保有していることで期待されるリターン(5~7%)を超過しています。
東日本大震災(2011年)がありましたので、「NEXT FUNDS 電力・ガス(TOPIX-17)上場投信 (1627)」は-2.5%という結果になっています。
電力・ガスセクターはディフェンシブ銘柄の筆頭とも言われていましたが、電力・ガスに集中投資するより広域に分散することが大事であることがわかります。
それでも電力・ガスセクターに大きく投資したい場合は、個別株ではなくTOPIX-17ETFをうまく活用して投資していくことを強く推奨します。

過去10年の業種別リスク(標準偏差)ランキング


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TOPIXの標準偏差(過去10年間)は16.8%となりました。
リターンと違い標準偏差は小さいほうが優れているので、小さい順に並べています。
この標準偏差(過去10年間)ランキングは、基本的に数値が大きく変動することのないことが予想できますので非常に地味ですが、グラフを見るとどの業種がどの程度の値動きをするのかを知ることができるので投資上級者ほど見応えを感じるはずです。
それと大事なポイントとして、多くの業種を保有しているTOPIXがグラフの左側(上位側)にいることを知っていることも重要でしょう。

毎回あっても1箇所の入れ替え程度でほぼ変動のない順位ですが、今回は前回と比べて「電力ガスと自動車セクター」と「金融(除く銀行)と不動産」が僅差で入れ替わった程度でした。

過去10年のシャープレシオランキング


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TOPIXの過去10年間のシャープレシオは0.5となりました。
TOPIXよりシャープレシオが高い業種はいくつもありますが、TOPIXより各セクターのリスク(標準偏差)が低くシャープレシオが高い業種を絞り込むと「食品」「情報通信・サービスその他」「運輸・物流」「素材・科学」「小売」「医薬品」が選ばれています。

「商社・卸売」や「建設・資材」はシャープレシオ的に言うと、リターンは高いけれどリスク(標準偏差)もまた高いので資金効率という面ではよろしくないことになります。
今後どのような変化がおこっていくのかチェックしていきます。

今回の話題に関連の強い過去記事や参考リンクなどを紹介。

株式を保有していることで期待されるリターンを5~7%程度に見積もっているのはGPIFが設定している期待リターンのデータを参考にしているからです。

GPIFの基本ポートフォリオ(期待リターン・標準偏差含む)

GPIFとは厚生年金と国民年金の年金積立金を管理・運用するところです。GPIFが管理・運用する大半がインデックスファンドによるパッシブ運用となっているので、資料や運用報告など参考になることも多いホームページです。GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の現行の基本ポートフォリオなどの数値をまとめます。...


TOPIX-17は東証33業種からまとめられていますが、さらに3タイプに分類してみました。

業種別ETFを3タイプ(景気循環・ディフェンシブ・中間)に分類してみた

東京証券取引所に上場している業種別ETFであるTOPIX-17【1617~1633】(野村アセットマネジメントのNEXT FUNDS)ですが、かつて東証では業種を33種に分類されて...


東京証券取引所は「マーケットメイク制度」がはじまりました。TOPIX-17ETFも対象なので売買における流動性が以前よりも向上しています。

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