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ニッセイアセットマネジメントの購入・換金手数料なしシリーズが、5回目となる運用管理費用(信託報酬)の引き下げ実施を発表しました。

6本のインデックスファンドが対象でそれぞれ信託報酬が最安ライン。
「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」は信託報酬が0.1%以下という未知の領域の0.0999%(税抜)と単独で最安値になりました!

<購入・換金手数料なし>シリーズ6ファンドの信託報酬率引下げ(投資信託約款変更)について|ニッセイアセットマネジメント(PDF)
対象ファンド変更前変更後
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド0.109%0.0999%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンド0.17%0.14%
<購入・換金手数料なし> ニッセイ国内債券インデックスファンド0.139%0.12%
<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド0.159%0.14%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド
(4資産均等型)
0.159%0.14%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド0.159%0.14%
※信託報酬は税抜き表示

変更日は2019年6月27日です。

最近はeMAXIS Slimを筆頭にiFree・Smart-iといった後発のインデックスファンドシリーズも低コスト競争に加わっているので、ニッセイアセットマネジメントも現状維持だと存在感が薄れていく懸念もありました。

今回の外国株式インデックスファンドの0.1%の大台を超えた0.0999%という数字は、100m走で日本人で最初に10秒を切ったような快挙といっても過言ではありません。
なにしろチョット古いインデックス投資家から見れば、外国株式インデックスファンドの運用管理費用は1%前後でしたから1/10まで低コスト化が進みました。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドが単独で0.0999%となったことで、eMAXIS Slimも引き下げ実施日位をニッセイより前倒しで追随してくることが予想されます。(それはそれで三菱UFJ国際投信もスゴい)

追記 2019年6月7日eMAXIS Slim 先進国株式インデックスもニッセイに並び信託報酬を0.0999%に引下げへ

それでもニッセイアセットマネジメントの今回の快挙は、コスト革命の先頭を走っていた「低コストはニッセイ」の意地とプライドを感じます。
「購入・換金手数料なし」シリーズを保有していれば、他ファンドの低コスト化による乗り換えの心配もなく投資していける安心感があります。

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