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2019年5月における一括投資VS分散投資 8資産均等型バランスファンドの1年比較です。

5月は国内外の株式アセットクラスで6%を超える大きな下落がありました。
上昇していたのは、リスク資産の中でも安全性資産とも呼ばれる債券が中心です。

各アセットクラスのパフォーマンス2019年5月

2019年5月の各アセットクラス別のパフォーマンスです。5月は…というか2019年は米国と中国の経済摩擦に終わりが見えないところから、国内外の株式アセットクラスで大きく下落しています。高リスクなアセットクラスではJ-REITだけプラスの成績です。不思議。株式が下がり、債券アセットクラスは上昇するという下落時によくあるパターン。4月が国内外株式市場は上昇、国内外債券アセットクラスは下落だったので、株価をよくチェックし...


株式アセットクラスに100%投資していると、今回のような下落は精神的にキツいと感じる人もいるかもしれません。
パフォーマンスから見た運用効率では株式に集中することが正しい判断です。
でも株式投資は高リスク資産なだけに、価格変動が大きい(だからこそ高リスクなのですが)のが特徴です。

国内債券アセットクラスなど株式と違う値動きをする資産をある程度保有していることは、今回のような時期に遭遇したときに精神的に助かったりするものです。

毎月一定金額を積み立てるような分散投資(ドルコスト平均法)は、まとまった資金を一括投資する場合と比べて『有利でも不利でもない』・『気休め程度に過ぎない』など言われています。

実際に有利でも不利でもないのならば分散投資の勝率は長期的には五分五分くらいあるはずなので、資産運用において主要とされる先進国株式インデックスファンドと8資産を均等配分しているバランスファンドの基準価額をもって確認していくことにしました。

毎月確認していく企画で、長期的に何勝何敗になるのかチェックしていきます。

一括投資VS分散投資 ルール説明


eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」の月末基準価額から過去1年(12ヶ月)の期間を分散と一括で投資した場合のパフォーマンスを比較。

毎月確認していくことで、1ヶ月ずつ比較期間の起点と終点がずれていきます。
この企画はどのような相場の時に有利か不利かを確認しています。

「株式100%のファンド」と「広く分散されたバランスファンド」で、勝率が少しでも変わっていくのか変化があるのかも確認。

古くからある投資信託を活用すれば多くのデータが取得できるのですが、せっかくなので最近の低コストファンドを活用してリアルタイムで一括投資VS分散投資を追っていきます。

ちなみに個人的には毎月の給与の中から積立をしていくしか選択肢がない状況なので、勝敗の結果が長い統計の結果、一括投資に分があるとしても分散投資でいきます。

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) 一括VS分散


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一括投資VS分散投資の勝敗


2018年5月~2019年5月末までのパフォーマンスはこんな感じ。

一括投資1年リターン 1.38%
分散投資1年リターン -0.25%

通算成績
一括投資1年リターン 10勝
分散投資1年リターン 3勝

 参考  先進国株式インデックスによる一括投資VS分散投資の1年比較(2019年5月)

参考リンク・関連記事など


毎月給与として一定金額の収入がある会社員ならば、毎月一定金額を積み立てる分散投資のほうが楽チンでオススメしています。

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