
老後に2000万円が足りないというフレーズを見てから世間の反応(マスコミ経由ですが)を知るようになって気付いたのですが、毎月コツコツと積み立てることのメリットに自分がその積み立ててきた金額を持つにふさわしい器まで育ててくれていることがあるように思えてきました。
自分が積立投資に目覚める前の10代の頃に300万円を手にしていたらと思うと…きっと「半分は貯金、少しは遊ぶ…」なんて計画的な考えには至らないで目的のない使い方を始めてしまいます。
いきなり2000万円と言われて金額が大きすぎるのなら毎月数万円を積立するべきと切り替える
金融庁の「高齢社会における資産形成・管理」から2000万円が必要という飛躍した話が国会で話題になり、テレビやラジオでもよく見聞きするようになりました。急に出たワード2000万って金額は大きすぎる。ホントは以前から同じことを言われてきた話でしたが、選挙も近いことで年金問題としてクローズアップされているのでしょう。高齢社会における資産形成・管理|金融庁(PDF)...
2000万円というフレーズをテレビで見てもなんとも思わないのは、ブログで大きな金額に達している人をよく見たり、ブログを書くことで自分の現在位置を把握できているからでしょう。
きっと毎月一定金額の積立投資を続けてきたことで、少しずつ金額も増えていって、少しずつ小金持ちになることに慣れていったのです。
それって預金通帳でもネット証券の資産残高でも、10万円の桁や100万円の桁、200万円・300万円など区切りを超えていくたびに、時間をかけて自分がその金額を持つにふさわしい器になっている。
収入や生活環境など人によって毎月積み立てできる金額は大きく異なりますので、最終的な金額の着地点は当然ながら変わっていきます。
おそらく1億や2億と言った自分にとっての器を超えた大きな金額はふさわしくないレベルなので少しは変な使い方をしてしまう恐れがあります。
でも2000万円くらいだったら十分にねらっていける現実的な範囲内なので計画的な考えで目的をもった使い方ができます。
「生活の範囲内で投資するのか」「投資の範囲内で生活するのか」まだ投資の勉強も始めていない人にとっては知らないだけに大きな関心事でしょう。投資をするにば種銭(投資資金)が必要です。そのお金をどのように工面してくるのか?初心に帰って見つめ直してみます。...
積立投資や積立預金を長期間続けて来なかった人にとって、2000万円という金額は非現実的です。
その場合、2000万円を必要としない生活に落とし込めればいいだけの話なので、ダイレクトに金額を見ては気にしすぎるよりも収入の範囲内で贅沢をするなど基本的なところから見直してみればいいのかな…とそんなことを思う最近です。
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