無料 ただ


SBI証券が取り扱う投信積立の販売手数料が撤廃されました!
すべて原則ノーロード(販売手数料なし)です。

 プレスリリース 
積立投資を応援!SBI証券なら投信積立の買付手数料が0円!|SBI証券

SBI証券ではお客さまの長期の資産形成を応援するべく、2019/8/27発注分のご注文より、投信積立での買付手数料を原則0円(無料)といたします。

積立投資を応援!SBI証券なら投信積立の買付手数料が0円!|SBI証券より引用



いままでもSBI証券の投信積立では販売手数料がかかる投資信託については、手数料の全額キャッシュバックがあったので実質無料というサービスがありました。

いままでのキャッシュバックよりも、今回の販売手数料が原則無料のほうが無駄なく投資信託を購入できるので強力です。

コストは確実にリターンを蝕みます。
仮にまったく同じ投資信託でかたや販売手数料1%で売られているA社とノーロード(販売手数料なし)で売られているB社では、まったく同じ投資信託にもかかわらずA社で購入してしまうと投資をはじめた瞬間から-1%のスタートとなります。

株式投資で得られる期待リターンは5〜7%と言われているのに、投資信託は保有しているだけでコストはかかっているのに、1%もの販売手数料まで支払うことはありません。

ネット証券は店舗型証券会社よりもコスト面で優位ですが、それでもいままではアクティブファンドを中心に販売手数料があることが普通でした。
むしろ販売手数料をキャッシュバックするキャンペーンを設けることで「いまが購入するチャンス」とばかりに販売会社が売りたい投資信託をアピールしていたところもあります。

SBI証券の投信積立による投資信託の販売手数料を無料にしたことは、いまや投資信託は若年層を中心に積立による長期投資が主流になってきたことの証明でもあります。

その若年層はコスト意識が高く、これからは販売手数料があることやキャッシュバックがあることによる「ありがたみ」をもって購入することが崩壊したことを意味します。

いままでも保有コストである運用管理費用(信託報酬)が低コストなインデックスファンドでは、販売手数料はありませんでした。
インデックス投資ブログをよく読んでいる人にとっては、今回のニュースリリースによって恩恵を受けた人は皆無かもしれません。
それでもほんの数年前までは新興国株式インデックスファンドに1%の販売手数料があったりしたものです。

今回のSBI証券の投信積立による販売手数料を無料にしたことは、これからネット証券でも追随して同様のサービスが当たり前になるかもしれません。

この先、投信積立だけでなく通常の投資信託の購入でも、投資信託の販売手数料が原則無料となる最初の証券会社がどこになるのか注目していきます。

少なくとも投資信託を購入する投資家にとって販売手数料が無料であることが当たり前の時代なのですから、証券会社側から投資信託の販売手数料がすべて無料にして大きな損失にはならないでしょう。

スポンサーリンク

関連コンテンツ