
eMAXIS Slimシリーズを運用している三菱UFJ国際投信が「米国株式」、「全世界株式(除く日本・3地域均等型・オールカントリー)」4ファンドの運用管理費用(信託報酬)を引き下げると発表しました!
参考 業界最低水準の運用コストをめざす『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』信託報酬率の引き下げを実施|三菱UFJ国際投信
今回の引き下げにより税抜ベースで業界最安値に並びました!
ファンド名 | 引き下げ前 | 2019年11月12日以降 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.15% | 0.088% |
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | 0.12% | 0.104% |
eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型) | 0.12% | 0.104% |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 0.12% | 0.104% |
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」への対抗措置です。
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「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本・3地域均等型・オールカントリー)」の3ファンドは「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」への対抗措置となっています。
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SBIアセットマネジメントが運用する「SBIインデックス・ファンド(愛称 雪だるま)」の運用管理費用(信託報酬)が現在の0.150%程度(税込)から2019年9月26日以降は0.1090%程度(税込)に引き下げすると発表しました!特筆するべきは、海外ETFなどの対象ファンドのコスト引き下げによるものではなく、SBIアセットマネジメント側のコスト削減によるところでしょう。運用管理費用(信託報酬)の引き下げについてSBI・全世界株式...
いままででも十分に低コストでありましたが、海外ETFをシンプルに投資するファンド・オブ・ファンズの投資信託にも常に対抗して引き下げてくるのは毎度ながらスゴいとしか言いようがありません。
ファンド・オブ・ファンズの投資信託はファミリーファンド方式の国内籍投資信託と比べて運用がうまく行っていないことも見受けられますので、個人的には同じ投資対象なら「SBI・インデックス・ファンド」よりも「eMAXIS Slimシリーズ」のほうを選びます。
「SBI・インデックス・ファンド」は投資対象としている海外ETFの経費率が引き下げれれば、投資している投資信託もまた信託報酬が連動して引き下げられます。他にも米国籍のETFには日本の消費税がかかりません。
「eMAXISシリーズ(Slim含む)」は純資産の増加で信託報酬が引き下がる「受益者還元型」を導入していてるので、順調に資産が積み上げれば段階的に引き下げられる信託報酬が下がりますのでトータルコストが低下していきます。
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス500億円突破にともない500億円以上の部分が信託報酬0.0949%に引き下げ!
画像元 三菱UFJ国際投信eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの純資産残高が500億円を突破しました!eMAXISシリーズ(Slim含む)は純資産の増加で信託報酬が引き下がる「受益者還元型」を導入していて、最初の引き下げトリガーは500億円以上です。公約通り「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」は2019年6月25日に信託報酬を4回目となる引き下げ(信託報酬0.0999%)をしたのですが今回の引き下げで500億円を超えた部分が0.0949%と...
今回の運用管理費用(信託報酬)の引き下げにより、「eMAXIS Slim」を保有していれば他の投資信託を気にしなくても大丈夫だという安心感がまた証明されました。
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