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マネックス証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)で「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の取扱いを開始いたしました。

日本や新興国を含む全世界の株式を1本のファンドにした本命が「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」ですが、iDeCoではファンドの本数制限もあり、いままでどこのネット証券でも取り扱いがありませんでした。

マネックス証券ではeMAXIS Slimシリーズの取り扱い実績もあり「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」が期待されていましたが、本日(2020年1月10日)から取り扱いが開始されています。

【iDeCo】全世界株式(オール・カントリー)取扱開始|マネックス証券

マネックス証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)で「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の取扱いを開始いたしました。
「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果をめざすインデックスファンドで、これ1本で全世界の株式に国際分散投資できる便利なファンドです。
なお、iDeCoで「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」に投資できるのはマネックス証券が日本初になります。長期の資産形成にぴったりの当ファンドを、マネックス証券のiDeCoで運用してみませんか。

【iDeCo】全世界株式(オール・カントリー)取扱開始|マネックス証券より引用


過去にはiDeCoで最初に「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を取り扱ってくれるのかを予想していたのですが、その時はマネックス証券と松井証券の2社が筆頭候補でした。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を最初にiDeCoで取り扱う金融機関はどこか?

日本・先進国・新興国株式を投資対象とする「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」が設定されてからの資金流入は順調で、これ1本あれば資産運用のリスク資産部分はこれでもう十分じゃないか!?という存在感となっています。「つみたてNISA」での積立投資ファンドとして設定している投資家も多いことですが、いまや普通の人の口座として「iDeCo」も急速に普及しています。eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)...


もちろん国内外の株式インデックスファンドを「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス」の比率に分散投資すれば、結果としては同じ成果を得ることは可能ですが、それはいまや少し古い世代の投資手法なのかもしれません。

日本人だけど外国株式インデックスを基本にしている理由

日本人だから株式投資をするにしても、東証に上場している国内銘柄の投資や、投資信託に日経225やTOPIXを投資の第一に投資するというのは過去の環境での話です。低コストな外国株式インデックスファンドが出揃ってきた現状では、国内株式アセットクラスである日経225やTOPIXに連動するインデックスファンドよりも、外国株式インデックスファンド(先進国)を基本にするほうが重要です。自分自身もそうしています。なぜ日本人だけど...


外国株式インデックスが基本だけど選択肢は増えてきた

日本人だけど外国株式インデックスを基本にしている理由では、[為替リスクはないけれど国内集中] < [為替リスクはあるけれど23ヶ国に分散]の考えで外国株式インデックス(先進国)を軸に考えて、国内株式や新興国株式を同程度もしくは少なめにする等と次に決めていくものでした。いまでも基本的な考えは変わっていませんが、最近登場した新しいインデックスファンドでは投資対象の指数が多様化されてきたことで選択肢が増えて...


もちろんマネックス証券ではない他社のiDeCoでも全世界株式インデックスファンドはあります。

SBI証券iDeCo(セレクトプラン)では「SBI・全世界株式インデックス・ファンド (愛称:雪だるま(全世界株式))」
楽天証券iDeCoでは「楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))」

今回の取り扱いをキッカケにiDeCoを他社からマネックス証券に移管するのは手続きが大変なのでオススメはしませんが、これからiDeCoをどこにしようか考えている人にとっては、商品ラインナップの充実度からマネックス証券のiDeCoにしておけば間違いはないという雰囲気になってきました。

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